6つの役割を演じ分ける。
人にはいろいろな役割がありますね。
職場での役割、家庭での役割、地域での役割、友達仲間の中での役割とか。
同じ一人の人間でありながら、場面ごとに微妙に演じ分けてると思います。
ただ、これらの役割は、意図的に演じているわけではなく、自然とそうなった、というケースが多いのではないでしょうか。
自分の人生とか、長期的なキャリア、夢に対して、自分が自分に向き合うとき、意図的に役割を演じることで、状況を打開していくことができるかもしれません。
今回は、6つの役割を紹介したいと思います。
1)観察者
自分で自分のことを考えるとき、当然ながら当事者となってしまうので、客観的な視点を持ちづらくなります。
そんなときは、自分の体からフワッと幽体離脱したような感じで自分の決めようとしていることを観察してみます。常に最良の決断を下すことができる観察者を演じることができれば、自分の決断にも自信が持てますね。
2)監督
人生が映画だとするならば、自分はその中の登場人物、主人公です。でも主人公がストーリーを決めているわけではありません。映画監督が筋書きをリードしています。
スポーツにしてもそうですね。プレイヤーとしての自分を一旦離れ、監督してはどういう采配がベストなのかと考えることも大切です。
3)守護者
社会で生きていれば、いろいろな攻撃やストレスを受けます。迷うこともあります。
そんなとき、誰か他の人がフォローしてくれればいいですが、自分が助けてほしいときにタイミングよく助けてもらえないこともあります。
自分に対して「大丈夫」、「それでいいんじゃない?」などと守ってあげることができれば、少しでも気持ちが楽になるかもしれません。
4)戦士
ときには戦うことが必要な場面もあります。情熱と不屈の精神を持つ戦士、そんなキャラクターを演じることで、ちょっとパワーを高めることができます。
ただ、このモードばかりでは疲れてしまいますので、ここぞというときの役割かもしれませんね。
5)恋人
自分に対して愛情を注ぐ恋人。「よく頑張ったね、ご褒美に今日は焼肉でも食べたら?」みたいな感じで、自分をちょっと甘やかすことも必要です。
6)リーダー
リーダーは、明確なゴールを持ち、勇敢で意欲溢れるキャラクター。
これを演じることで、物事を強力に前に進めていくことができます。
悩んだり、迷ったりしたとき、同じ自分の思考モードだけでは、うまく消化できないことがありませんか?
そんなとき、こんな役割(キャラクター)を演じてみることで、ちょっと違う打開策が見つかるかもしれませんね。
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