人を動かすのはお金ではなく、理由。
人に協力を求めたり、動いてもらいたかったりする場面は、仕事でもプライベートでもありますよね。
では、最終的に頼まれた側の人間は、何をもって「動く」のでしょう?
「スイスの知の巨人」とも呼ばれる実業家ロルフ・ドベリは、「人を動かすのはお金ではなく、理由である。」と言いました。
以前に、「人は「理由」を求めたがる。」という記事を書きましたが、理由の中身はわりと何でもいい、らしいです。つまり無いよりはあったほうがいいということですね。
(https://note.com/gussan_t/n/nacf469e66cba)
「すみません、寄付してください。」と頼むより、「すみません、困っている子どものために、寄付してください。」と頼むほうが協力してくれる可能性が高いのです。
そして、理由を伝えるときには、数字や統計ではなく、「物語を語る」と良いそうです。
「○○国の貧困率は80%というデータがあります。寄付してもらえませんか?」ではなく、その国で貧困に苦しむ子ども達の写真を見てもらったり、物語を聞いてもらうほうが心に響きやすいといわれています。
ストーリーが人の心を動かすんですね。
協力を得るには理由を。理由は数値ではなくストーリーで。
一度試してみる価値はありそうですよね。