3種類の時間
私たちの周りには、3種類の時間が存在しているといいます。
1)外側の世界に流れている時間(機械時計)
2)自分の中に流れている時間(いのちの時計)
3)大自然の中にたゆたう生態系の時間(循環時計)
どの時間を生きるかによって体験する世界の景色が変わってきます。
機械時計だけを軸に生きてしまうと、自分らしさを見失い、無価値な人生になってしまう可能性があります。
自分の中に流れるいのちの時計を選択すると、本当の自分らしさが体験できますが、これだけに固執してしまうと、社会での経験が少なくなってしまうかもしれません。
3つ目の大自然の中にたゆたう生態系の時間を軸に生きることは最も難しいといえます。野菜と育てるとか、海や山へ行って大自然に身を委ねるようなことはできますが、大きな意味でこの時計は人間が作り上げた現代文明の中には存在し得ない時間です。
まずは3つの時間の存在を知り、それぞれの時間を柔軟に行き来することで、心の安定が保てるといいます。
特に、外側の世界に流れている時間しか選択できていない場合は、自分の中に流れている時間を意識することで、心がふっとラクになるような気がしますね。