強さとは何か?
今日は格闘家の朝倉未来さんの著書「強者の流儀」から、格闘家として成功するまでに大切してきた3つのポイント、「強さとは何か?」をご紹介したいと思います。
もちろん、格闘家を目指さなくても役に立つ内容です(笑)。
1)自分を客観視できること。
朝倉さんは子供の頃、逆立ちをした自分をビデオで撮影して、自分では足をまっすぐに伸ばしているつもりだったのに曲がっていることを見て、自己認識と等身大の自分が一致してないことに気づいたそうです。以降、格闘技についても自分をビデオでたくさん撮影し、自分を客観視しながら練習したといいます。
たとえばプレゼンやスピーチをしている自分の動画を見て、愕然として経験はありませんか?
自分を客観視できれば、自分の強みと弱みを的確に把握することができるので、強みを活かしたり、弱みをカバーしたりすることができますよね。
2)状況を修復できること。
テトリスの例えがわかりやすいです。
状況が順調な時は、テトリスで言うとうまくブロックを敷き詰め、一気に消せるバーを待っている状態です。でもそこに形の悪いブロックが落ちてきて、その穴を塞いでしまうと、ピンチです。
バーを待っているより、まずはその塞いでいるブロックを先に消さなくてはいけません。
そんな感じで「状況を修復」できる能力こそが強さの秘訣だといっています。
3)人生のテーマは自由。
「自分のやりたいことをやった方がいい」というのはよく言われていることですが、そのやりたいことに付随してやりたくない作業がつきまとうときってありますよね。
例えば格闘技でチャンピオンになりたいという夢だったとしても、毎日の練習が必要になります。ですが、練習自体をしたいわけではないと思います。
なので、「やりたくない事をやるときは、目標達成に必要だから」という意識を常に持つということが大切です。
ひとつの作業や仕事について、「これやりたくないな」って思ったときには、「目標達成に必要か?」と自問自答してみることですね。目標達成のために関係ないことだと思ったらやらなければいいですし、目標達成のために必要だと思ったら嫌なことでもやればいい、という判断基準です。
この判断基準に従って、一つ一つを判断していくことで、着実に目標に向かっていけるのではないでしょうか。
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