1日目② 大阪~上海(フェリー)
やがて夜ごはんのアナウンス。今日はクリスマスなので水ギョウザとリンゴが無料です、とのこと。空いてからいこうとベッドに寝転んでいたら、わざわざスタッフが部屋まできて中国語で何やら訴えかけてくる。タダだから今すぐ食べにこい、ということらしい。
食堂へ行くと、リンゴ丸ごと一個と、写真では伝わりづらいが水ギョウザがどうみても2〜3人前の量もられた皿渡された。
しかし食堂、メニューがまったく読めない。中国語は漢字だからなんとなく分かるかなって思ってたけど甘かった。簡易体は基本的に解読できない。下に英語表記もあったけどmeat with sauceとかだけで一体何の肉で何ソースなのかわからない。中国と日本を行き来する船なのだから英語より日本語を併記してほしい。当て勘で指さしたメニューが想像通りだったときは感動した。
なにはともあれ、ここのレストランはわりと全部おいしい気がする。船上なのにクオリティ高い。
シャワーも普通にお湯でるし、なんだかんだ快適船上ライフである。
夕食後、謎の輪投げ大会が開催され、同室の人にむりやり連れられて、一個も入らず、結果ダイソーのマスクを手に入れた。荷物が増えてしまい、少し暗い気分になる。
船のHP見たとき、有料でネット使えると書いてあった気がしたが、どこにもそんな情報はない。でもうしろの席の人が誰かと電話している気がする。というかしている。
しかし本当に何もすることがなくて、重くても本の一冊や二冊持ってきておくべきだった。酔いそうと思ったけど1日目はそこまで揺れないので余裕で日記も書ける。
日記を書いていると暇つぶしになるが、そもそも暇なので書くネタがない。負のサイクルである。
クリスマスソングが流れる夜の食堂で一人日記を書いている今、なんともいえない気分になる。