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漢方の基本的な考え方

こんにちは、ぐっさんです。
今日は、漢方の基本的な考え方を少し書きたいと思います。
よく患者さんにこの漢方だけを服用すれば、いいんですか?ってよく聞かれます。
体は常に一定とは限りません、症状が同じでも体の状態は常に変わっています。
柳の下にいつも泥鰌はいないというように、同じ症状にみえていても、実は体の状態が変わっていることがよく見受けられます。そのため、当院では5日〜10日の間で、再度問診を行って体の状態を確認して、体の状態に応じて漢方を選択しています。
では、調子いいから体の状態にあっていないものを服用し続けるとどうなるかというと、皮膚に効果がある桂枝湯類だったら、逆に痒みが強くなったり、のぼせるような症状が出たりすることが起きたりしますし、建中湯類ならば、浮腫などの症状や逆に食欲が無くなったりする可能性が出てきてしまいますので、調整してあげる必要があります。
漢方だから副作用の心配がないと思っていると、大変な落とし穴に陥ってしますので、十分に気をつけてくださいね。

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