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聴いてる音楽がその人の自己紹介にはなり得ない

半年ほど前から、カネコアヤノというアーティストの音楽を聴くようになった。
きっかけは昔のnoteに書いたので割愛するが、僕は彼女の音楽にのめり込んでいった。そして彼女の音楽の全てを聴き尽くした。
次に僕がとった行動は、彼女と似たジャンルの曲を聴きあさること。
いまだに自分の中で彼女の作品を超える音楽には出会えていないのですが、
限りなく近いような、似ている作品のいくつかに出会うことができました。

そうしているうちに、なんとなくTwitterでカネコアヤノと検索して
スクロールして眺めていたら、

カネコアヤノを聴いているなら古着を着て硬いプリンでも食べておけよ

的なニュアンスのツイートがちょくちょく目に止まることがあり、
むむ?と思いつつもそのときは無視していました。

しかしつい最近、久しぶりに母と連絡を取る機会があったので
なんとなく”サブカル”という話題について話し合ってみました。

僕側の主張としては、サブカルを好きになる、
つまりは流行モノではないものを好きになるということは
自分の中で何が素敵かという物事を判断する物差しが確立されていて、
素敵だなと思うことには思うんです。
それを古参ですアピに使いたい派閥の方は置いておくとしても。

しかし、このアーティストを聴いてるからお前はこういう人間なんだな
という断定のされ方をされると息苦しいというかただ純度100%の気持ちで
そのアーティストの音楽を聴けなくなってしまうような気がしてしまいました。

これにまつわる話なんですけど、
僕は本当につい最近まで同じ音楽を聴いている人と付き合いたい!
同じ音楽を聴いている人とは絶対に仲良くなれるぞ!!
という支離滅裂な思考をしていたのですが、、


このように同じ音楽を聴いているということを
あまりにも神格化しすぎる傾向があるのではないかと思ってしまいました。

実際サブカルに当たるジャンルを聞いている人は当然少なく、
希少なのでテンション上がって一気にオトモダチ!!
みたいになってしまう気持ちもわかるのですが、
マッマが言うには、その音楽のどこに共鳴したかなんて人次第なんだから
ただ同じ音楽を聴いていただけでその人とは仲良くできそうと言うのは早計だよね
と正論をおっしゃってくださいました。

ごもっとも!!

これからはもっと気楽に音楽を聴き、
いろいろな人たちのその人なりの楽しみ方を学んでみたいですね

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