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八十八ヶ所巡礼 新曲召喚祭2024 感想

野音が大成功したからなのか、BIGCATのチケットが売り切れたからなのか、始終マーガレットさんがニコニコしており、カツヤシミズも普段より笑顔多め、けんぞーも部分部分でニコニコしていた。マーガレットMCがめっちゃ面白かった...

MCはほとんどブロンの話でした。
「貴様らを友達だと思っているからどうでもいい話ができる」う、嬉しい。知らない人からブロンを語られても困るのだが、マーガレットさんのブロン談義は最後まで聞けて凄くタメになった。

場所はBIGCATです。

BIGSTEPすごい

ライブハウスBIGCATBIGSTEPというショッピングモールの上にあるのだが、このモールが服屋からカフェやらサイゼやら一通り揃っていて、かなり時間が潰せる。建物デザインも好み、一般のように横に広すぎず縦長なのでいい感じの狭さのお店が詰まっており、上の方には草とか生えててすごい。

階段で待機

番号が呼ばれるまでの間は階段でみんな待機しているのだが列が一階から4階まであって幅がないので前の番号の人は早めに上の方に待機しとかないと列が詰まる、真ん中1人分くらい空いていてそこを登るのだが人多すぎて妙に緊張した。BIGCATの中は、長方形領域で王道のライブハウスだった、広すぎずかなり見やすい!!

開演

いつものBGMに合わせて3人が登場
カツヤシミズの歓声だけ微妙にでかい
いや、すべての歓声がでかい!
大阪、他のライブに比べて歓声が大きいのがよかった。
マーガレットさんのは初めて見る衣装だった、葬儀が終わった後の上はそのままで下は動きやすいのにした衣装だった。

始まる前のあの無音、真っ青なライトを背に浴び、表情は真っ暗で見えない魔族が三匹、かっけ~。

奈良サブウーファー
久しぶりの奈落サブウーファー!!

JOVEJOVEとかの一番盛り上がる所で入る曲が開幕きて盛り上がりがすごかった。そして野音と違ってライブハウスは暗いのがいい、一曲目から激しい曲でも全然乗れる!照明は白やらオレンジが多めだった。

大安ナイト
馴染みのない前奏!大安ナイトにしか聞き覚えのない前奏だった、しかし大安の日以外には大安ナイトは入らない...今夏の新曲召喚祭のライブ日程を調べたら新潟以外は大安ではないことは分かっているので、マジで大安ナイト??思ったら大安ナイトが始まった。
超楽しかった...

「街は宴でバイブスを上げて」の所でベースから手を離し、愛を込めながらのとこでハートポーズ...てとこの所作の流れが美しい!!
大安じゃない日に大安ナイトを聞けるなんてなんていい日なんだ〜

女性問題ト賭ケゴルフ
初遭遇
最初のベースとギターのとこがいい、カツヤシミズ、女がキィ〜!!って鳴くギターの所でキィ〜!!って顔をしていた。
ギターソロの所超かっこいい!!!

ohenro3
始まる前の照明眩しくてすごい
みんなでぴょんぴょんをした

↑とても盛り上がったのにこの二行で終わるのはどうかと思うが...演奏がすごいのは当たり前なので、毎回起きるすごい事を毎回書くのはなんだか野暮なんじゃないかと最近思ってきた...

幽楽町線
「売り切れたけどうらめしや〜」
カツヤシミズのギターソロ、観客席を練り歩いてステージに戻る際、近くにいたひとに一旦預けてからギターを受け取って担ぐ前にストラップ持ったまま弾くということをしていた...
宙ぶらりんのギターにあるまじき音が鳴っていた!
真ん中開ける時の観客の素早さで毎回笑う

OH!SOJI!
歌詞が!ほとんど前後逆になっている!
バグる感情に犯されてのキュインキュイン鳴るギターがすっげーよかった。
オーソウジ!の所で手を挙げる人を何人か観測した。大阪は東京に比べてノリがいい。

近頃どうしてる?
MCと曲の温度差がすごい
近頃は何回聞いてもいいですね

浮き浮き
前奏で慧光?となったがちょっと音が違う気がすると思ったら全然知らん進行し始めた、ドラムが綺麗だった。
なにこれ?新曲か?と思ったら
浮き浮きする〜で浮き浮き!となった、音源だとフィルター越しのような声だけど、それがなくてすごい激しい曲になっていた!

ふらふら
「新曲が降りてきた!!」
野音Tシャツを着ている人が結構いるなか、「この曲は誰も聞いたことがないと思うんだけど」と、一度やった曲を誰も聞いたことがないという前提で進めていた...確かに新曲召喚祭だから、前に聞いていたら変だな!みんな知らな〜いと言ってるし俺も知らない。

おそうじ .... .....
まだまだ あそぼうよ
… …超えていく

歌詞はやっぱり覚えていない
最初のギターめっちゃかっこいい
照明でそう見えるのか?歪んだ形相で歌う様子と、血管をドクドク鳴らすようなベースのとこと、最後の超えていくのところがとてもいい。子供が甘えてたけどその人はいなくなって成長して大人になった後に持ち直す曲にきこえた。

慧光

ふらふら→慧光
野音とは違う流れ
赤い衝動と違ってこれもいい
真っ暗になって最初のギターが鳴る所も
「僕は叫びを響かせる」の所もよかった
慧光はウルウルするけれど
明るいMCが多い中での慧光はいつもより安堵感大きかった

新曲2
「そういえば打ち上げで思い出した事があるんだけど...」
カツヤシミズとこそこそ話を始める奥、2人の間から見えるけんぞーの、またこの茶番かよ...みたいな死ぬほどダルそうな顔が面白かった。

「新曲が降りてきた!!」

テンポが速い!
SNS中毒者喚起の曲
紫の照明が合っている!
似ている雰囲気でいうと、怪感旅行、脳ハ寝テナイ。
終盤のドラムめっちゃ叩くとこがすごい!

沙羅魔都
月斗

沙羅魔都はやっぱライブでは大化けする!沙羅魔都は前奏で一番盛り上がる、パブロフの沙羅魔都状態。ライブハウスのあの感じを思い出しようになってしまった、マーガレットさんとカツヤシミズは永遠にぐるぐるしていた!

沙羅魔都→月斗の流れが神で
沙羅魔都の熱がまだ残った状態であのイントロの!ベースとギターで再沸騰し、ぎゃぎゃぎゃ〜だった。
月斗、初遭遇!

絶妙Σ
「お手を拝借!!」
すごかった...
最後まで真っ赤な照明
初めて遭遇したのもあったけど、一番凄かった...

仏滅トリシュナー
MO8
JOVEJOVE
攻撃的国民的音楽
具現化中
日本

日本では「絶対に行かないと思ってる奴らの所に行こうかな〜!?」でめっちゃ回っていた、初ライブ以降のハイタッチをした...暖かい手だった。

ずっと回っているから、その間にカツヤシミズは真ん中に座り込みうんうん頷きながら☺️ギターを弾いていた

八十八ヶ所巡礼、四親等まで気にかけてくれているので
とりあえず一度来るのがおすすめ・・・
ライブハウスに行くのなんて死ぬほど面倒だと思うが・・・

アンコール 金土日
「マジで拍手しなくていい!」からの「歌いながら話を聞いてくれ!」からの
「歌いながら話聞くなんて器用だな!」
が面白かった。

「ブロンを!!...」と言いかけて
まずいと思ったのか、ヘビースモーカーけんぞ〜に言い直されて、笑いながらのドラムソロ、カツヤシミズは「歯磨きマシーン!」からのギターソロ!

おわり

MCたち

喋っている途中で咳が出るマーガレットさん、気を抜くと咳が出る、咳をスモークのせいにしていた。
「スモークには発がん性物質が含まれているぞ!!」に合わせてスモークがドバドバ出てきて面白かった。

ブロン

ブロンには錠剤タイプと液体のがあって、液体の方を飲んでいるが量を守らないとヤバい。買う前に年齢確認をしなければならない、用法・用量を守らないといけないとかヤクじゃん...と憂いていた。実際にブロンを用法を守らずそういう風に使う輩がいるそうだ、飲み過ぎるとうんちが大変なことになる。

それでも甘い物が好みではない自分でも美味しいと感じたもので、「味はプリンの底のカラメル、けんぞーはプリンの上だって言ってたけど」がツボだった、MCではほぼブロンの事しか言ってなくて面白いのに話の中で急に登場人物にけんぞーが出てきて更にツボだった、あの成りでプリンを...

けんぞーがプリン食べててもいいだろ!!笑うな!!

たしかにプリンのカラメルはどちらかと問われるとプッチンする前と後とで変わるだろう。人は成長するにつれてプリンを買わなくなる、プリンよりも自分を満たせるものが世の中に溢れているからだ。それでもプリンを買う日もあるだろう、でもプッチンはしなくなる、皿を洗うのが面倒だからだ、でもプリンはプッチンした方が美味しくなるのは明らかだ。それを知っているからけんぞーはカラメルはプリンの上って答えたんだろう。手間がかかったとしてもプリンをプッチンできるような、そんな余裕のある大人になろうと思った。

漢方のK
「風邪をひいても親は薬に頼るのを許さない、ルルはA-Zまであるんだけど、ルルKだけは飲んでいいことになっている、Kは漢方のKだから...でも漢方も薬じゃねーか!」

笑っていいのか分からないラインの話だぜ!!

八十八ヶ所巡礼と大阪
昔は東京よりも大阪でやっていた
大阪は曲のここで盛り上がるのかというくらい滅茶苦茶に盛り上がっていた。
しかし大阪ではソールドしない、東京でこの箱をソールドできたら、大阪も埋まるはずなのに...「大阪の貴様らは飽きっぽいのか〜?」
コロナ明けの上映会をしたり、BIGCATとは長い付き合いだったから今日は売り切れですごい嬉しそうだった。

ポスター
「3人今までマジで喧嘩したことないんだけど野音のポスターが売れなさすぎて仲が悪くなりそう」
「ライブハウスにも貼られていないポスタ〜いかがでしょ〜か〜?!」

トイレ行く貴様ら
「あいつトイレ行ったな...帰ってくるまで喋り続ける、帰ってこなかったらどうしよう」
帰ってきて
「おかえり!!」

滋賀の貴様ら
「遠い所から来ている貴様らもいる...滋賀とか」
「泊まり?」
滋賀「日帰りです!!!」
はつらつとした声で応えてて面白かった

マネージャー脱退
一度もライブを休んだことないけれど、泥酔していて記憶のないライブを終わらせた後に、マネージャーから脱退していいすか?って言われる話で爆笑した

プレッシャーの話
プレッシャーをかけるな、横ばいなのがいいんだよ〜の話が一番響いた、野音の超仏滅ナイトを思い出した。

超仏滅ナイトだから全くライブでやらないような曲をするのだと思い、昔のアルバムの曲とか聞いたりして前日は早く寝たり、でも当日行くと何故か得体の知れない不安、聞く側は演奏なんてしないし飲み物飲みながら聞くだけなのだが。

自分にとってはあの場がプレッシャーだったのだと思う、とても楽しみにしていた場所が思いの外明るくて厳かな場だった。それを受け入れるほどの器をもっていない、もっていたら八十八ヶ所巡礼を聞いていないと思う・・・
始まる前から疲れてしまった、カメラがあったりしてそれが少し気になったりだとか、今となってはそんな事はどうでもいいことだ、暗くなるにつれて楽しくなったので。

野音から4週間経てのライブハウスで聞く八十八ヶ所巡礼、ライブハウスと野音とではちげえな~ってなった。
ライブハウスでは自宅で、車の中で流れていても気にしない音が綺麗になる、今まで感知できなかったものが感知できる、あとはぼんやりと暗い天井の高い非日常空間、野音はライブハウスで普通に聞いていた音が属性を変える、特に沙羅魔都とかはライブハウスで聞いた時は動画で聞くよりもドラムが綺麗ってだけだったのが、野音だとギターのあの音が突き抜けるためありえないかっこよさになっていた、ライブハウスだと成仏できない曲が成仏できるのが野音だった。そう考えると野音のライブ名が超仏滅ナイトになるのはとてもしっくりくる。
八十八ヶ所巡礼のライブというよりも、ライブハウスの八十八ヶ所巡礼の方が好きだな~となり、自分の好きな場所はこういう所だな~となった新曲召喚祭だった!




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