まだら模様の友だち
我が家の藁の上を寝床にしていた
私の成長と共に毎日のように
顔を合わせる猫がいた
今年の2月に車の下で眠ったように
なくなっているのを見つけた
その数日前にベランダで日に
当たっている姿を
発見して見つからないように
カメラでズームして
写真を撮ったらまるで自分が
写真を撮っているのを
見つけたかのように
強くまっすぐで燐とした座り姿で
こちらをみる構図の写真がとれた
不思議なことにとれた写真を見ると
精神的に安定するのだ
どんな状況になっても
姿を見せずとも
みてくれているような気がして
落ち着く
もしかしたら
私の親友は猫だったのかもしれない
今も我が家には
猫たちが
毎日のように庭にくつろぎにくる
庭をみたときに
鎮座している猫たち
まるで
家を守ってくれているように