⛴ 京都伏見の観光舟『十石舟』~ここは日本が誇る「ジャングルクルーズ」と呼ばれているのです!!
⛴ 先日、京都 伏見の観光クルーズ『十石舟(じゅっこくぶね)』に乗り込んで観光してきました。
私 これは、日本の『ジャングルクルーズ』と呼べると思っています。
・『ジャングルクルーズ』とは…。
「東京ディズニーランド」(東京ディズニーリゾート)のアトラクション。
ジャングルをこよなく愛する 陽気で勇敢な船長のボートに乗って、ゾウやワニ、ライオンなどのさまざまな野生動物たちを観察しながらジャングルを進む探険ツアーです。
そして…
今回、私が体験した探険ツアーは 京都伏見の観光舟『十石舟』。
こちらは この日に撮影した「十石舟 乗船場」の写真です。
・「十石舟(じゅっこくぶね)」とは…。
「十石舟」と「三十石船」は 江戸時代に京都 伏見からの酒や米などの搬出および旅客を大坂(大阪)と行き来させるため、濠川・宇治川派流と宇治川・淀川の間を航行する輸送船としてはじまり、明治時代末期まで存続した航路船のこと。
江戸時代には全国有数の酒処として知られ舟運が栄えた京都 伏見で、当時の舟が再現され 観光遊覧船として運航されているのです。
弁天橋「月桂冠大倉記念館の裏」から出航し 往復 約55分の船旅で川沿いに並ぶ酒蔵の風情を楽しむことができる港町伏見の歴史を伝える遊覧船です。
京都市自然100選「伏見濠川の柳並木」にも選ばれた自然を ゆったりとした時間で過ごすことが出来ますよ。
前日に急きょ「十石舟」の運行状況を調べてみたら、2023年8月においては 8月1日~13日(月曜運休)だけの限定営業とのこと。
終了日のギリギリで連絡して この日の最終舟を予約出来ました。
【十石舟】
所要時間:約50分
料金:大人1,500円(中学生以上)/ 小人750円(小学生以下)
アクセス:京阪本線「中書島駅」下車 / 徒歩 約8分。
気持ちよく写真を撮っていたら 船長さんに「もう出航するから早く乗ってね。」と言われてしまった…💦
さぁ、東京ディズニーランドに決して負けない、京都 伏見を探索する『ジャングルクルーズ』に出発です!!
クルーズ船は、弁天橋(月桂冠大倉記念館裏)から出航します。
いよいよ、京都 伏見をこよなく愛する 陽気で勇敢な船長が案内する「十石舟」の探険ツアーの始まりですよ。
「十石舟」は ぐんぐんと宇治川派流~濠川を進んで行きます。
すると…
あっ、あれは!!
「伏見みなと公園」という小さな公園部分にある『龍馬とお龍 愛の旅路像』が見えてきました。
幕末の1866年、ケガを負った坂本龍馬は お龍とともに この寺田屋浜から「三十石船」に乗って鹿児島 霧島へと向かっています。
この船旅が日本初の新婚旅行だと言われているそうです。
(京都 伏見をこよなく愛する 陽気で勇敢な船長の解説より。)
さらに京都 伏見のジャングルを進んで行く 我らの冒険船『十石舟』。
京都 伏見が誇る 陽気で勇敢な船長さんによる景観の説明が続きます。
そして、冒険の折り返し地点「三栖閘門(みすこうもん)」に到着。
ここで下船して約15分ほど『三栖閘門資料館』を見学するのです。
「三栖閘門(みすこうもん)」とは…。
2つのゲート内の水位を調整することで水位の違う二つの川をつなぎ、船の往来を可能にする施設のこと。
(⇩ 下の写真奥にある 赤色の門が「三栖閘門」です!)
「三栖閘門資料館」の内部です。
ここで事前に購入しておいた京都素材を使った「おにぎり」を頂きました。
資料館の見学とトイレ休憩を終えて、再び「十石舟」に乗り込みます。
あれっ!
帰りの「十石舟」は船長さんと舵取りさんが総入れ替えしていましたよ。
帰りは ひたすら やって来た航路を「十石舟」は戻っていきます。
船長さんの船内説明はなく、スピーカーから流れる音声に聞き入ります。
そして、弁天橋「月桂冠大倉記念館の裏」に到着です。
これにて 手に汗を握る、心臓バクバクの「十石舟 ジャングルクルーズ探険ツアー」は終了しました。
私が乗船したのは この日の最終舟だったのでスタッフさんは あと片付けを行っていました。
この日、航海中にゾウやワニ、ライオンなどの野生動物には会えませんでしたが ちょとしたプチ冒険は たくさんありました!
決して派手なツアーではありませんが「趣き」と「風情」が感じられる おススメの『十石舟クルーズ』でしたよ。
最寄り駅は京都市にある京阪本線「中書島駅」。
駅前には坂本 龍馬の看板と伏見の酒樽が飾ってありました。
ああ~っ、本当に楽しかったわ。
【お断り】
<『十石舟』が日本の「ジャングルクルーズ」と呼ばれている。>という表現は note作者の妄想であって「伏見観光協会」とは全く関係がありません。