🏛️『ルーブル彫刻美術館』~「ミロのヴィーナス」と「サモトラケのニケ」を三重県にある美術館で鑑賞しました。
先日、三重県津市にある 近鉄電車 榊原温泉口駅から徒歩5分『ルーブル彫刻美術』へ行って来ました。
この『ルーブル彫刻美術』は 世界第1位の来館者数を誇るフランス パリ「ルーブル美術館」の世界唯一となる姉妹館なのです。
美術館の建物は日本を代表する建築家の一人 愛知県出身の建築家 黒川 紀章さんが設計しています。
黒川 紀章さんの設計といえば「国立新美術館」「豊田スタジアム」「大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)」などが有名です。
「国立新美術館」
「豊田スタジアム」
「大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)」
『ルーブル彫刻美術館』
私、人生2度目の『ルーブル彫刻美術館』。
さぁ、正面の出入口から入場します。
入口では何とも巨大な「サモトラケのニケ」「ミロのヴィーナス」「自由の女神」のオブジェが出迎えてくれますよ…👀
美術館の周辺にも様々な展示物があって楽しめます。
チケット売り場の目印は 「ミケランジェロのモーゼ」。
館内にある展示作品はパリ・ルーブル美術館 美術部の技術陣が作製した復刻作品で「ルーブル美術館」にある実物より直接型取りしています。
したがって大きさはもちろん、傷ひとつに至るまで実物と同じであるのが特徴です。
また、フランス博物館協会を通じ一部「大英博物館」「メトロポリタン美術館」などの作品も展示してあるのです。
スゲーーーー💧💧💧
さぁ、入場します!
入口すぐ近くに「サモトラケのニケ」と「ミロのヴィーナス」が展示されています。
今回、私は「サモトラケのニケ」と「ミロのヴィーナス」だけを観るためにやって来たのです。
(もちろん、あとで他の展示物も鑑賞しましたよ。)
「サモトラケのニケ」
翼のはえた勝利の女神ニケが空から「船のへさき」へと降り立った様子を表現した彫像です。
1863年にエーゲ海のサモトラケ島で発見されて、頭部と両腕は失われていますが ギリシャ彫刻の傑作と言われています。
もう とっても素晴らしいです、「サモトラケのニケ」。
パリ「ルーブル美術館」では『ダリュの階段踊り場』に展示されているので 後ろ側に回り込んで鑑賞することは出来ません。
でも 三重県にある『ルーブル彫刻美術』では全ての角度から鑑賞できます。
そして館内はガラガラに空いているので、思う存分に鑑賞して至福の時間を過ごせますよ。
スポーツ関連メーカー「Nike(ナイキ)」の企業名由来は この「ギリシャ神話の勝利の女神ニーケー(大志と勝利)」なのだそうです。
ニーケー( Nīkē、古代ギリシャ語発音:[nǐːkɛː] )
ナイキ(Nike, Inc.)
「Nike(ナイキ)」のロゴのデザインを手がけたのは 当時ポートランド州立大学でグラフィックデザインを学んでいたキャロライン・デビッドソン。
ナイキのロゴはニーケーの翼をモチーフにしていて「躍動感とスピード感」を表現しているそうです。
また、映画「タイタニック」(レオナルド・ディカプリオ主演)では ヒロイン ローズがタイタニック号の船首で両手を広げたポーズを取るシーンがあります。
この有名なシーンは船に降り立った「サモトラケのニケ」から発想を得たと言われているそうです。
「ミロのヴィーナス」
「ミロのヴィーナス」は 紀元前2世紀ごろ古代ギリシアで制作された彫刻の女性像で、パリ「ルーブル美術館」において最も有名な作品のひとつです。
「ミロのヴィーナス」の「ミロ」は女神像の発見地 エーゲ海にある『ミロス島』、「ヴィーナス」はアプロディーテーに対応する 『ローマ神ウェヌス(Venus)』の英語読みなのだそうです。
こちらも館内には ほとんど誰もいないので、いつまでも鑑賞できて幸せな気分になれますよ。
そして、いろいろと美術館の中を巡ります。
「ロゼッタ・ストーン」
「モーゼ」
「ツタンカーメン王の黄金マスク」
「自由の女神像の原型」
「ジャンヌ・ダーク」
そして、美術館の外側後方(近鉄電車 榊原温泉口駅側)にも、巨大な「サモトラケのニケ」「ミロのヴィーナス」「自由の女神」が建っています。
本当に凄い『ルーブル彫刻美術館』。
「ルーブル美術館」に興味がある人にはおススメです!
また、私のように「本物のミロのヴィーナス」と「複製のミロのヴィーナス」が並べて飾ってあっても区別がつかないだろうな…と思う人も絶対に行って見てください。
きっと感動しますよ!!!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?