1⃣ あなたは『 はなちゃんを救う会 』を知っていますか ? ~ 小さな命を救うために行われた 募金活動の話。
あなたは『 はなちゃんを救う会 』を知っていますか ?
『 はなちゃんを救う会 』 とは… 静岡県在住の 岩倉花愛・はなちゃん( 2016年当時 生後7か月 )は、「 拡張型心筋症 」という難病を発症、薬での治療は効果がなく 明日はないと告げられた日もありましたが、周りの予想を超える生きる力で小児用人工補助心臓をつけることができるまでになりました。
しかし、5か月で4,000gという小さな身体だった はなちゃんには、小児用の補助人工心臓でさえ負担が大きく、治療方法は 心臓移植しかありません。
はなちゃんが海外で心臓移植を受けるためには 3億1,000万円という莫大な費用がかかります。
そこで 「 はなちゃんを救う会 」 が立ち上げられ 心臓移植のために募金活動が開始されました。
現在、目標金額に対して あと 約1億5,000万円が不足しています…。(2016年8月時点)
2016 J2リーグ 第27節 2016年8月7日 【キンチョウスタジアム】~ セレッソ大阪 vs 横浜FC 。
私が『 はなちゃんを救う会 』 の活動を詳しく知ったのは、関東に住んでいる 仲の良いセレッソサポーターの方の 「試合に行けたら募金してあげてください。」という呼びかけでした。
大阪に住む この方の友人が 「はなちゃんを救う会 大阪支部」の代表をしているそうです。セレッソ大阪のホームである キンチョウスタジアムで募金活動が行われるとの事でした。
セレッソ大阪の応援している者として 何か出来ることがあるのではないだろうかと思いました…。
そこで 私、この関東に住むセレッソサポーターの方に 連絡を取りました。
⇒ 私「こんばんは。」
➡ サポーターさん「こんばんは。どうなさいました?」
⇒ 私「8月7日は 13時ごろにキンチョウスタジアムに行けます。何かお手伝い出来ることがあれば協力させてください。裏方仕事でも、募金箱持ちでも何でもしますよ。」
➡ サポーターさん「今、友人に電話で確認したところ、大変ありがたいんですが、規約等色々あるらしく、逆にせっかく観戦にいらっしゃってるのに不自由、ご迷惑になっては とのことでした。ただお気持ちは非常にありがたいと言っててよろしくお伝えくださいとのことでした。ホンマにありがとうございます😊」
あぁ、断られてしまいました…。
⇒ 私「そうですか、でもキンチョウスタジアム周辺の管理責任者はセレッソ大阪なので、クラブの許可がもらえれば大丈夫だと思うのですが…。後で何か出来ることが見つかったら連絡をください。」
➡ サポーターさん「今 再度 確認したところ、簡単にできるのはチラシ配りらしく、当日 和泉市民ブースに来ていただければ、チラシ渡して貰えるように言うときました。チラシ配りなら、好きな時間に抜けられるらしいんで、是非お願いしたいとのことでした。
今 連絡とった友人は当日は 京橋駅で募金活動するらしく、キンチョウスタジアムへは行けず、直接お礼が言えず申し訳ございませんとのことでした。暑い中大変ですがよろしくお願いします😊」
…ということで 私、募金活動に参加できることになりました。
募金活動の当日、時間前に 和泉市民ブースに行って 『 はなちゃんを救う会 』 の代表者の方を探して紹介して頂きました。
代表者は女性の方でした。この日の募金活動で行うこと、やってはいけないことを確認していると こんな話をしてくれました。
代表者の方「 最初に キンチョウスタジアムで募金活動をしたいとクラブに伝えたら断られました。 」
( ※ スタジアム周辺で活動をするのには様々な規約があるので 簡単には許可が得られない、という意味です。 )
代表者の方「 でも あきらめずに 玉田社長(当時)に直接 お願いして、ようやく募金活動をさせて頂くことができました。 」
う~ん、やっぱり意気込みが違います。
「 私も 今日の募金活動をお願いしたら 一度 やんわりと断られましたが、後でOKをもらったんですよ。 」
そんな話をして、個人的に少しの募金をさせてもらって 『 はなちゃんを救う会 』 の募金活動が始まりました。
私はチラシと募金箱を持たせてもらいました。
最初はなかなか立ち止まってもらえませんでしたが 必死で声を出しました。
セレッソ大阪のサポーター、横浜FCサポーターの皆さんは とっても優しくて「 頑張ってください! 」と声を掛けてくれました。
募金をして頂いた人の中には 「 Twitter で見ましたよ。 」と言ってくれた方もいました。
「 あれっ、誰がツイートしたんだろう… 」 と思っていたら 途中から献身的に手伝ってくれた サポーター仲間さんが「 私、ツイートして おきましたけど… 。」 と言ってくれたので そのためかも知れません。
( この方には募金活動することを伝えてなかったので スタジアムで 私の姿を見つけてビックリされていました。 )
でもセレッソサポーター関係者は 私ひとりだけだったので心強かったです。
スタジアム前で3時間ほどの募金活動でしたが、私 一生懸命にやりましたよ。
試合時間が近づいてきた時、メンバー外のセレッソの選手の皆さんがキンチョウスタジアムへ入るために歩いてきました。
ふっと 見たら 目の前に 先日の試合で大ケガをしていて松葉杖をつきながら歩く 柿谷 曜一朗選手がいました。
柿谷 曜一朗選手は 立ち止まってくれて「 この後でも募金は やっていますか? 」 と話しかけてくれました。」
19時 キックオフ時間までの募金活動規約なので 「 この後は ちょっと…。」と伝えると 「 そうですか。」 と残念そうに スタジアムに向かって行きました。
(↓ これは 募金活動には関係のないイメージ写真ですが…。)
その後も 一生懸命に 募金活動をしました。
そして 代表者の方が 「 キックオフの時間が来たので そろそろ試合に行ってください。」と声を掛けれくれたので 私は スタジアムへ向かいました。(この時は試合が始まる直前だったのでスタジアム周辺には あまり人通りが ありませんでした。)
私、大声を出したので のどが痛くて もうヘロヘロでした。
この日のキンチョウスタジアム募金 ~ 「募金額 228,685円」だったそうです。本当に ご協力をありがとうございました。
地球上で救いたい命はたくさんあります。
しかし、その命の数は あまりに多過ぎて 全ての命は救えない。
私は 何かのご縁で『 はなちゃんを救う会 』で救えるかも知れない命に出会いました。はなちゃんを救ってあげたい。
ただ… 今、はなちゃんは元気だけども あまりに時間がない。
小さな尊い命の火が 募金額に届くまで 燃えてくれている保証はどこにもありません。
できれば 24時間テレビ 「愛は地球を救う」のように大々的に呼びかけて、寄付を募るようなシステムがあればと思う。
でも 本当の本当に時間がないように思います。
例えば…
Jリーグのプロサッカー選手が 短期間に みんなで募金を呼び掛けてくれたら 早期の目標達成が可能ではないかと思う。
難しいかな…。
<🌸 次回に続きます。>