衝撃、プロデザイナーの世界にはネットでは知られていない神レベルの人がゴロゴロいた
こんにちは、世界観コンセプトデザイナーのSUGAです。
今日のマガジンは、「衝撃、プロデザイナーの世界にはネットでは知られていない神レベルの人がゴロゴロいた」というタイトルです。
僕の周りのリアルなエピソードを交えているので、かなり面白いかと思います。
作業時間たった数十分、修正なしの一発で、デザインを文句なしのクオリティに仕上げてしまうプロたち
つい先日、、そんなことについて同僚と話していました。
僕もその仕事内容を見せてもらったんですが本当にツッコミどころのないクオリティでした。
かけた時間は数十分程度で、修正はほぼしていないとのことでした。
僕も仕事である程度デザインは早く作れるようになってきましたが、正直それのもっとすごいバージョンですね。
さて、僕の話はさておき、実はこういう話ってプロのデザイナーの世界では普通にあるんですよ。
そしてなにより知って欲しい事実が、このハイクオリティなデザインを制作する効率の良さです。
彼がしたことというのは
・どんなデザインにするか決める(5分)
・モチーフについて調べる(5分)
・デザインを実際に作る(30分)
という感じなので、実際に作業していた時間というのはたった30分ちょっとになります。
この場合、時間で考えるのは不適切ではあるんですが、あえて時間で作業量換算してみると、なんと1日8時間作業したとすると16デザイン作れることになります。
そりゃ生み出せるデザインの数やデザインスキルの差は広がっていきますよね。
当たり前です。
素人の人が、数日から数週間かけて1作品作るのに対し、たった30分で1デザイン作れてしまうのですから、チート状態だと言えるかもしれません。
とにかく無闇やたらにデザイン数を多くあげようとしてはいけない
世の中見ていると、仕事でとにかく数をあげようとする人って結構多いですよね。
そして、多く素人の人は、あまり深く考えずにとにかく闇雲に作品の数を多く作っています。
もちろん、質より量と考えてデザイン数を多くすることは否定はしていません。
僕自身、学生時代はとにかく数を作って頑張っていましたので、今でもそれなりの時間でそれなりの数とクオリティのデザインができています。
それ自体は、デザイナーとして仕事をするにしても「自分の中の自信」になるため良いと思います。
しかし、もしも今後本当に短時間で安定したクオリティが出せるスキルをつけていきたいと考えるなら、短時間で作るデザインの数を多くするという概念は捨てる必要があります。
例えば、僕の事例で言うと、2、3日作業して1つデザイン仕事を終えることができます。
すると1ヶ月ほどで、約10個のデザイン仕事を完了することができているわけですね。
(もちろん、変動はします。1ヶ月で10のデザイン仕事を完了するのは多い方です)
ただ、実際に僕が1日に仕事にかけた作業時間というのは、2、3時間ぐらいです。
アイデアを考えたり調べ物をしたはしましたが、手を動かしての作業は1日平均30分ほどですね。
正直、このように良い仕事をするのに、闇雲にひたすら手を動かす作業はあまり必要ないわけです。
実際にその作業時間で、終えられるデザイン仕事の数を計算すると凄まじいことになります。
無闇やたらに無駄に手を動かす必要はありません。
そして僕は、空いた時間で新しいことを学び、さらなるデザインスキルを上げていくわけですね。
完全に正のスパイラルです。
実は、とにかく数を作るというのはある程度までいくと限界が来るんです。
そのため、もしあなたがなるべく無駄を省き作品を作りたいと考えるなら、作業量だけを多くする努力よりも、作業量に依存しない制作の考え方を勉強する努力をした方が堅実的なんですよね。
とにかく作業量を多くするという考え方の世界は、すさまじい作業時間と作品数を作り続け、仕事に魂を売ってようやく仕事ができているという世界なんですよ。
作業量の世界で戦う限り、どれだけ頑張っても凡人デザイナーのままです。
また、とにかく数を作り続けなければならないため、永久に駄作を作り続ける日々が続いてしまいます。
それに比べ、作業量に依存しない考え方さえ持ってしまえば、多くの時間を他の勉強に使えるんですね。
毎度無意味に時間をかけて悩まず、デザインができるようになります。
僕は最近、周りのすごいアーティストの方の作業をただ見ていただけなんですが、それでも自分のスキルと効率は上がっていく状況。
さらに、僕が空いた時間で新しいことに挑戦しているだけでも、新たなデザイン仕事に使える引き出しをもたらしてくれます。
さらに得たスキルや引き出しで、自分なりのルールや考え方、ワークフローを作って、今はそれも使いこなしてさらに効率を上げているというw
少し話はそれましたが、作業量に依存しない自分なりの考え方や方法論を作ると、手慣れしてくれるのでどんどんクオリティの高い作品を増やし、無駄な作業時間を極限まで減らしていくことも可能です。
しかも間違いなく、作業量を増やすよりこっちの方が簡単で楽なんですよね。
そして、作業し続けるだけの単なる、凡人デザイナーではない世界に行くためのルールでもあります。
・アートの知識やデザインの考え方を持つ
・無駄に悩まなくても魅力的なデザインが生まれる自分なりのルールを作る
・デザイン制作のワークフローを作り、作業を効率化
など、知っていれば単なる作業量勝負ではない世界に行くことは可能なんですよ。
ここから晴れてプロデザイナーの世界に行くのであれば、作業量を増やす努力ではなく、「作業量とは関係ない自分なりのルールや考え方、ワークフローを作る努力」が必要であるというわけですね。
そのための知識は専門学校やオンラインスクール、一般的な講座や無料のyoutube動画では教えてくれません。
ただ、だからこそまだライバルが弱いんですよね。
今日、この時点で「プロデザイナーになるためには作業量を多くするのではなく、作業量に依存しない自分なりのルールや考え方、ワークフローを作っていくべき」という価値観に触れられたのはラッキーです。
明日も、マガジンでより深掘りしていくので、楽しみにしておいてくださいね。
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