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そりゃ上手くなるわ、3DCGコンセプトデザインのルールや公式、考え方を知ってるんだから

こんにちは、コンセプトデザイナーのSUGAです。

ここまでのマガジンでは

・自己紹介や経歴
・実は僕も最初はビビってたという話
・CGデザインが早く上達したいなら作業量を増やそうとしてはいけない

といった話をしてきました。

特に、僕もビビってた話は「SUGAさんって自信ある人だと思ってたので意外でした」という感想をたくさんいただきました。

もはや今は挑戦するのに慣れましたが、最初の頃は結構ビビりながらやってたんですよ。

以前のマガジンでもいった通り、SNSに作品1つアップするのすら怖かったし、イラストやCGも大して上手いわけではありませんでした。

何度も言いますが、最初は僕もゼロだったということを認識してください。

そんな人でも、大手ゲームメーカでデザイナーとして働くことが可能なんですよね。

3DCGデザイン上手い、下手は、基本的に全て知識で決まります。

そのために勉強をしていく必要があります。

さて、今日は3DCGデザインで結果を出せる人と出せない人の違いについて話します。
結局知ってるか知らないか
僕は今まで

・大型ゲーム開発プロジェクトの世界観制作
・映像関係の背景デザイン制作
・遊技機などのプロダクトデザイン制作
・商品パッケージデザインの制作
・WEBページやチラシなどのグラフィックデザイン制作

など、細かいのも入れるとさまざなデザインに関わる仕事をやってきたのですが、上記全てに共通していたのは

「知識・スキル」を持ち、「コンセプトやルールやフロー」を考え、「デザイン」をすることです。

正直な話、僕からしたらゲームの世界観デザインするのも、映像系の背景デザインをするのも、プロダクトのデザインをするのも全く同じに見えています。

それは、
・結局どんなデザインであっても使うツールや作業内容は同じだから
・作業量とかける時間だけに頼らないという思考があれば、どんなデザインでも知識の問題だから
・知識とスキルを持ち、コンセプトやルールやフローを考え、実際にデザインをするのは全部共通だから

ということがあります。

僕が最初に、「え?デザインって全部一緒じゃない?」と気付いたのは、とある教材を購入し、学んでいた時のことでした。

その教材では、さまざまなデザインの事例がまとまっていたんですよ。(ちなみにその教材は今は販売終了しています)

・ゲームデザインのノウハウ
・映像デザインのノウハウ
・プロダクトデザインのノウハウ
・パッケージデザインのノウハウ
・グラフィックデザインのノウハウ

などがまとまっていました。

それらの事例を聞いた瞬間、「あれ、これ全部やってること一緒じゃん」となったんですよね。

もちろん、扱ってる仕事の内容やプロジェクトは違います。

しかし、結局やってることって、知識やスキルを持った状態で、魅力的なコンセプトを用意し、考えたルールやフローに沿ってデザイン制作を行うただそれだけ。

「なるほど。

これなら僕もできそうだ。

そして、「一般的なCGデザイナーでコンセプトデザインやルール設定、ワークフローの構築まで考えてやっている人はまだまだ少ないのでここなら勝てるはずだ。」

と考えたんですよね。

そして実際やってみたら、かなり大変だったけどなんとかできた。

そして狙い通り、単なる凡人CGデザイナーからは脱することができた。

正直、やってることはほぼ同じなのにも関わらずです。

僕は、魅力的なデザインのルールに基づいて作品を作り、そしてカッコいい作品が作れるようになっただけでなく、「SUGAさんはいろんなデザイン仕事をしているから他とは違う」というイメージづくりにも成功しました。

そこで味を占めて、さまざまな事に挑戦し始めて、今のようにCG講座やスクールなどもやることになったんですね。

そして今なお、それらの講座ではたくさんの人が学んでくれているし、僕もたくさんの人に伝えるために勉強をして知識もどんどん増えているため、デザイナーとしての仕事で迷うことは無くなってなってきました。

もっというと、僕はちゃんとデザインのルール作りや制作フローを具体的な作例付きで、全てを通して事前にしっかりと学んでおいたことを心から良かったと思っています。

先に学んでおいたおかげで、デザイン仕事で必要なコンセプト選定や考えるべきこと、魅力的な絵作りやレイアウトデザインの制作フローがわかり、自信を持って作品を世に出す事ができる。

そうして学んだ知識を活かして自分なりのルールや公式を作っていけば、どんどんかっこいいデザインが自然に出来上がる。

知識を持ち、ルールやフローにのっとって作品作りをしている人と、そうでない人では大幅な格差が生じていく、そう確信しました。

そしてさらに僕は多くのプロジェクトに関わっていき、今ではある程度良い仕事で使える良いデザインを作ることが当たり前になっていきました。

大幅な格差が現実となったんです。

物事なんでもそうですが、結果を出す人には共通点があります。

そして失敗に終わる人にも共通点があるんです。

CGデザイン制作のルールやコンセプトの作り方については、書ききれないのでまた別でまとめることとして「コンセプトデザインにおいて、勝つためにはパターンが存在し、その勝ちパターンは学習によって習得可能」であることを覚えておいてください。

では今日はこの辺で!

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