見出し画像

暮らしの足元から

コロナのこともあって非日常が持続していて、各国のニュース、各地の友人知人らとのやりとりからも、日々、非日常度が上がってきているのを感じています。

通訳させていただくことになっていた先生方の来日が続々とキャンセルされ、仕事の予定にはどんどん空きができ。。時間がたっぷり手元にあるような日々。

お外には出ていいことになっているのは、ありがたく。。。今日も近所をお散歩してきました。

画像1

△こういう草の生え方、なんか好き。

医療関係者の方々、さまざまな働きで今の状況を支えてくださってるみなさまに、どうやって応援や恩返しができるだろうかと思いあぐねつつ。。自分に当座できることは感染を広げないための協力、と思いつつ。。

画像2

△こういう生え方も。しかも花まで咲かせていたー。かわいい。

でも実家の家族のあいだでも、職場でも、どの程度気をつけることが必要かの感覚がそれぞれ違っていて、関わり方の難しさを感じてます。。。

どんな情報にどう接しているかでも判断は変わってくるしで。

わからないことのほうが多い、未知な状況だからね、どこにも正解もないしねえ。。

画像3

△マンホールのデザイン、すてき。それにしても散歩中下ばっかり向いてたのか? 足元のものばかりを撮っていたー。

「地元・ローカル・時間」を象徴する山羊座に木星がいる時期がどんなふうになるのかなと思っていたら、ここまで国境が封鎖されて、みんなが地元にとどまって結構な時間を過ごす状況になるとはなあと感心しています。木星はどんなものも拡大・増幅する作用のある星、と聞いてはいたけれど、ここまでですかー、と。(あ、でもきっと冥王星・土星など他の惑星の要素も大きいのでしょうね、わたしは詳しくないのでざっくりとしかわからないのですけども)。

山羊座の守護性である土星には、現状の骨組みのレビュー(査察)をして、ガタがきている部分はいったん壊すなどして、もっとしっかりしたもの、もっと現状にあったものにつくり変える、つくり直す、という要素もあるそうなので、今起きているのはそういうことなのかな、現代という時代の屋台骨がつくり変えられていっているのかな、とも感じています。

■生き物として。。

1週間前には、こう書いていた自分がいました。

今日電車で、でっかいサンバイザーとマスク、両手にはブルーのビニール手袋をはめた方がボックス席の斜向かいに座ってこられて。

車内放送で窓を開けてもいいですよ、と聞くと彼女はソワソワし出したので、「開けましょうか?」といったら「はい!いいですか?」とのことで一緒に少し窓を開けました。

きらきら日射しと風が入ってきて「気持ちいいですね」と言ったらにっこりして「そうですね!安心ですね!」と。

とりあえず彼女の安心が増えてよかったな、とおもいました。持病を持ってる方なのかもしれなかった。

リスクのある人や事情のあるおうちにとってはチャレンジな状況なんだ、ということはわかってるのですが、個人的には、この室内とか車内とかにいても自然の風が入ってくる、とか、電車がいつもより空いているとか、相方と近所へ散歩にいくことが増えてるとか、浜へ行くとちびっこたちが波打ち際に古代遺跡みたいなのつくってる、とか、灯台のそばでは大人も子どもも大勢が海釣りしてるとか(あなたも明日からいらっしゃいと釣り人に誘われたりとか)、遠出しないで近所の個人営業の飲食店に行く頻度が増してるとか、そういうのはウエルカムだなあと感じてしまう。

生き物として、まえより真っ当になっていってるんではないか?とさえ感じるー。

画像11

画像4

△波打ち際に出来上がってた、古代遺跡。

コロナのおかげで人間の活動が減ったことで、環境汚染は改善しているそうですね。。大勢の人が暮らしをスローダウンすることはやっぱり地球にとってはいいことなんだ、というのが実感できます。生きものとして、私たちがどうあるといいのか、が示されているような。

■工夫力と楽しみ力

人間社会の中に目を向ければ経済面でのチャレンジはあるけれど、経済成長を永遠にし続けるパラダイムとは別のパラダイムがこれから生まれだすような、もとより、経済の概念そのものが変わっていくような予感も感じます。

わたし自身の経済状況は相次ぐキャンセルで実際に今とてもマズイのですけども、別の面で工夫をしていくことはできるように思っていて。。。とにかく「工夫力」と「楽しみ力」を磨いて、そして手を動かしていくことを続けよう、と思っているところです。

画像5

△レモンイエロー色を見ると元気が出るこの頃なので、電車での移動時間が長いときは、レモンイエロー色の毛糸で靴下を編んでます。

画像6

△着られなかったお古のワンピースの麻布で、マスクカバーを自作しました。市販のマスクを中にさし込んで使うもの。こちらで紹介されていた作り方を参考にしました。手縫いでまっすぐ波縫いできれば作れるので、かんたんです(紹介どおりのサイズよりも小さめにつくるほうが私には合いました!)。

画像7

画像9

画像10

画像9

△だいぶんくたびれていた表札のお色直しをして、ついでに呼び鈴の案内板も作って下に連結しました。つなぎの金具は、たまにすごい頑丈な段ボール箱をばらすと出る、コパー色の太いホチキスの芯を半分に切ったもの(色味が好きで、意味なくコレクションしてました)。わが家の呼び鈴は現在は、ドアノブにぶらさげてあるベルなので、それがわかりやすいように。

今の時期は、暮らしを足元から見つめ直して、いままでとはべつの選択をし続けていくためのチャンスかも、という気がしています。

最前線でがんばってくださっている医療関係者のみなさまに、感謝の気もちを送りつつ。。!!

***

ぐり と グリーンウッドワーク:https://guritogreen.com/




いいなと思ったら応援しよう!

ぐり と グリーンウッドワーク
応援をいただけたらとってもうれしく、励みになります :)