モクモクメモ「日本が誇る、渋さ。」
平成30年10月21日いやぁ〜だいぶ朝晩は冷えてきましたねぇ〜。いよいよ秋がやってきました。そんな時期ですから、パッケージがめちゃくちゃ秋の色づかいな銘柄をご案内申し上げます。素晴らしいパッケージデザインだと思います。個人的に秋の色づかいが好きっていうのもありますが、日本製タバコのパッケージの中で、少なくとも現在は一番カッコイイんじゃないでしょうか。
その名も「SHINSEI」しんせい。発売されたのが1949年で、1945年が終戦なので戦後まもなくといった時期に発売されたわけです。もちろんまだセブンスターもマイルドセブンもこの世にない時代です。
戦後復興の雰囲気を反映させて、「しんせい」という名づけられたわけです。まぁ今のJTの前身である専売公社が発足してすぐ発売された銘柄なので、日本のタバコ事業全体の転換期だったという事を考えると、その背景も含めての
「SHINSEI」しんせい。
いわゆる3級品タバコという事で、安いですよ〜350円ですから。それでいて単純に、しんせいは美味いです。シガレット(あらかじめ紙に巻かれて箱に入れてパッケージングしてあるコンビニでよく売られているタバコ群。)なので、レシピなどの製法は把握できませんが、
一つ凄い面白みがあって、
雑に火をつけて雑に強く吸い込んだりしてしまうと、タバコ葉の雑味が強くきてしまうんですが、優し〜く火をつけて優し〜く吸い込んでやると、タバコ葉の甘みと旨味がしっかり味わえます。これをクールスモーキングと言いますが、これをやった時と雑に吸った時の差が如実に出るのが、しんせいの面白いところですね〜。
ちなみに、この「SHINSEI」の愛煙者の代表者は、銭形警部です。
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