⑦第1回 秘密結社会議inぐりぐり
令和元年9月吉日
NW吉田支配人、サウナサン足立支配人ご来店により、【第1回秘密結社会議】がぐりぐりにて開かれました。
前回のブログで少しだけ触れた女性の存在を皆様、覚えて頂いてますでしょうか?!
訳のわからない長崎の坂の上にある ひと気の無いこのぐりぐりに両支配人に連れられて彼女は来たのです。
ふつう考えると女性として道中、不安しかなかっただろうなと推測されますが、そんな防衛反応よりも彼女の心の中はサウナでいっぱい、サウナ愛が勝っていたのです。
もしくは両支配人が男として色気、デンジャラスさが足りないかのどちらかですな。
まぁ、両支配人もサウナの事で頭がいっぱいですしね(笑)なんというかね、サウナ好きに悪い人はいないということでしょう。皆、純粋にサウナの事を考えているのです。
そんな中で始まった秘密結社会議でしたが、記念すべき第1回目の議題は【テントサウナ】
しかもその議題を持ち込んだのはどうやら、その女性の様でした。
彼女は長崎でテントサウナをやりたい、広めたいとの思いで長崎に引っ越しをしてきたばかり。自宅にはまだ電化製品もおろか、照明器具さえ付いていないと言っていました。
そんな状態なのに、こんな所に居ていいの?(笑)
そんなおばさんの心配はよそに彼女は数日後に行われるテントサウナのイベントの話をしてくれました。
そうです、彼女の名前はポンちゃん。
足立支配人はそのイベント初日に参戦する予定だと。吉田支配人は長崎出身者としてやはりこのプロジェクトを応援しているということと、私に向かって「姉、頼む(^人^)」と。
サウナ関連では無知な頼りない姉だと百も承知で「姉、頼む(^人^)」という妙。ですが、これには少しだけ思うところがあります。。
私は途中、結婚したり色々ありましたが、30年に渡りずっと飲食店に携わる仕事をしていたので、少しは顔が広いと思ってくれているのだなと。その頼む(^人^)なんだろうなと。
そして、私もマスターも私たちでできることであれば・・・お役に立てる事があればそれは応援していきたいなと思える熱意がポンちゃんにはありました。
そんな話をしているとうちの娘夫婦がぐりぐりに
「健兄ちゃん(吉田)の帰ってきとるって聞いて。」
と、やって来ました。テントサウナのイベントの話を聞くやいなや、何故か若い2人がノリノリに。「行こう」「行きますよー!」と。
そうかそうかと気をよくした吉田支配人がNWサウナハットとサウニャーハットチシャ猫バージョンを若い2人に突如贈呈。
それ、私とマスターへのお土産だったんじゃ?と思ったけど、それを言うのは大人げないし。。多分、私たちより似合うよな~
娘婿は義父であるマスターに
「一緒に行きましょうよ~俺運転しますから。行きましょうよ~」
と誘い、弟(吉田)はその様子を見てケラケラ笑ってました。中尾(マスター)を怖がらないのか?!気軽か?この婿は。。面白れ~🤣🤣って感じでした。
その横で足立支配人が「ペアのサウナハット良いな~良いな~🤤」と。
そんな事よりもサウナサンもテントサウナ買った方がいいよとの皆の案に頭を悩ます支配人。
ぐりぐり今、まさにカオス状態(笑)
それでも若い2人にポンちゃんは「是非来て下さい!よろしくお願いします。」とニコニコに。。(でも、今日これから帰っても家、電気点かないんですよ。洗濯機も冷蔵庫も無いんですよ。この子😂)
そして私はというとこの日、サウナ側の人間に片足突っ込んだ状態へと誘(いざな)われたなと感じていたのです。
『この世で人間は2つに分けられる。それはサウナ側の人間か、そうでないかだ。』
・・・・
・・・・・・
ねぇ、誰が言ったの?誰が言ったの?何で二種類に分けるの?ねぇ。
この期に及んで片足と言ったのは、やはりサウナを経験していない状態だったからです。ですが、この日から私はサウナの事を考える時間が日を追うごとに増えていきました。
そして楽しみも増えていくのです。
長崎に頭と身体を休めに帰って来た弟と、テントサウナを買うべきか悩む足立支配人と無鉄砲なジャンヌダルク ポンちゃんとの秘密結社会議はこのように幕を閉じました。
最後に両支配人に挟まれる娘夫婦。
このサウナハットでポンちゃんのイベントに参加することで新たな九州サウナーとの出会いがあることをこの時は知るよしもありません。
以上、【第1回 秘密結社会議】の内容でした。
報告書が遅れて申し訳ありませんでした、くちびる広報部長("`д´)ゞ
ではまた。
【追伸】この数週間後、足立支配人は無事にテントサウナオーナーとなりました。悩んでいたのが嘘のような晴れやかな笑顔でした。