![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117720329/rectangle_large_type_2_673ff443f626409763032f95766a855f.jpeg?width=1200)
聖地に来たら土産もね!(1)島清鮮魚店
行きやすさ ★★★★
マニアック度 ★★★★
営業時間 7:00~18:00
定休日 水曜、日曜
シマセイ?いいえシマセです
『島清』
それは島田清次郎が文壇界で呼ばれていたあだ名。
当時の新聞の見出し記事にもこの通り名が使われているので読者もそう呼んでいた人は多いんでしょう。
じゃあその読み方。普通に読めば『シマセイ』。
当時の雑誌でフリガナ振られてるものもあった気がするんですが…いやいやちょっとすぐ出てこなくてすいません。
ただ現在おそらくこの作家の名前を聞いて思い出す方が一番多いであろう『島清恋愛文学賞』…こちらの読み方は『シマセ』なのです。
なんで?という理由の一端が2019年の島清と文学賞特集の北國文華に載っていて、
『どうしてそうなったのか、私もよくわからない。大正期は「しませい」と呼んでいたようだし(中略)そういえば美川に「島清」という鮮魚店がある。そこを呼ぶときはみんな「しませ」と呼ぶ。だから文学賞も美川流に「しませ」と呼ぶことになったのかもしれん』
わからないんかいっという突っ込みはさておき、もともと島清恋愛文学賞は旧美川町が起ち上げた賞。つまりよりローカルな呼び名が『シマセ』なのです。
で、件の鮮魚店『島清』。現在も営業中です。
![](https://assets.st-note.com/img/1696058067050-ATeXBNtVx4.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696058085351-szHQgCU5g9.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1696058605633-SQcyf2Za7v.jpg)
ちなみに近辺に「原清」「宮清」など似たお名前のお店も…全て読み方も「〇〇せ」なので方言説が濃厚。
![](https://assets.st-note.com/img/1696147663847-IXpoNeBnwU.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1696147515781-H3WE2M9ZkC.jpg)
ちなみに島清鮮魚店さんと島田清次郎は親戚関係とかでは無いそうです。
運よく営業日に訪れた方はお魚をお土産にしてみてもいいかも!