呉竹文庫への道案内
※令和6年能登半島地震による影響で館内の安全確保が難しいため現在休館中になります※
前置きいらんからとにかく行き方知りたいんだよ!という方は目次の「美川駅(ルーツ交流館)から向かう場合」、もしくは「小舞子駅から向かう場合」から飛んでください🏃♀️
島清の単独展示って珍しいんだよ!だから見て欲しいんだ!
2023年10月13日(金)~12月17日(日)に石川県白山市の呉竹文庫で「島田清次郎とその時代」展の開催が発表されました。
金沢のにし茶屋街に常設の資料館はあるものの、基本的に石川県の作家という括りの中に名前があれば思わず記念撮影したくなってしまうレベルで展示や書物に彼の名前があるのは稀…石川県外だとほぼ皆無かもしれません。
単独名での特別展があったのが直近ネットで拾える限り2015年の石川近代文学館、2009年に徳田秋聲記念館、2003年にルーツ交流館で島清恋愛文学賞10周年記念行事。6~7年周期で不死鳥の様に甦っては彗星の様に煌めいて再来を待つ島清の人生をなぞるようなスタイル…
そんな中、去年の年末から今年の始めに石川県立図書館の文アルコラボで島清の展示がありました。
筆者は嬉しすぎて展示初日、駅から出ている図書館行きの始発バスよりも早く到着したくて早朝徒歩で赴き、開館20分前から図書館に並んで観覧客第一号で関係者一同に見守られながら等身大パネルを撮影したところ、「(一番手)島田清次郎かぁ…」と小声で驚嘆されました。末期によぎる走馬灯ノミネート決定のいい思い出ですありがとうございます。開催期間中は東京から月イチで計4回行きました。
もう島清関連の展示なぞ次は数年後開催されればラッキーだろうなあ…石川近文さんや秋聲記念館さんの展示で名前だけでもまた出してくれたら飛んでっちゃうなぁ…と思い出に浸っていたところでの今回の展示!!早い!思ってた以上に早い!!
今年はもしかしてボージョレ・ヌーヴォーもびっくりな島清の当たり年…?このタイミングを逃すのはかなり惜しいのでは?これは少しでも島清に興味がおありならぜひ来ていただきたい…
前置きが長くなりましたがまずはとにかく特別展のある呉竹文庫の行き方をご説明。
ルートは美川駅方面(ルーツ交流館経由)と小舞子駅からの2パターンがあります。
※筆者は乗り物は公共交通機関オンリー旅人なので車での行き方は省略
美川駅(ルーツ交流館)から向かう場合
美川駅北口を左折して線路沿いに案内板に従って進めば10分程度で石川ルーツ交流館へ到着します。交流館と呉竹文庫は共通券となっており、どちらかで入館料を払えばもう一方は半券を見せれば見学できます。チケット紛失にはご注意!
交流館さんでも呉竹文庫までの行き方は丁寧にご説明いただけます。
入口を出て右手にまわると島清の生家跡碑があるのでその脇の横断歩道を渡ったら左に見える大きな橋を歩いて手取川を越えます。
橋を渡り切ったら河川敷に沿った道への下り坂を通って橋脚を越えます。
海にとても近い&遮るものがない道なので1年中強風と日差しの洗礼を浴びます。
交流館からだと徒歩で約20分程度で到着します。
小舞子駅から向かう場合
小舞子駅は無人駅です。福井・小松側なのでそちらから来る人は美川駅よりこちらが最寄り駅になります。
目印になりそうなスポットを通るため最短ルートではないです悪しからず!
駅を出たら真っ直ぐ進み、『たわら薬局』を通り過ぎた先の交差点を左折します。
しばらく進むと右手側に突如ロンドンバスが出現(グーグルマップ情報だとホテルらしいですよ)
バスを通り過ぎ左手側に現れる公園も見送りそのまま歩きます。
公園を過ぎたらほどなく公民館の青い看板が目に入ります。
公民館の建物を通り過ぎた辺りに大きい墓石とソーラーパネルの間にある細い脇道があるのでその道を進みます。
ただ墓石手前の道でも最終的に同じ道に出ますし、グーグルマップの最短ルートはそちらのルートが表示されますのでここはお好みで。
細道を進むと『古鶴堂』というカフェ兼アンティーク家具ショップが現れます。こちら『金沢の古民家カフェ』という書籍や『サライ』でも紹介されている知る人ぞ知るカフェ。
不定期営業なのでタイミングが合わず筆者は入店したことはまだ無いのですが通販したコーヒーは美味しかったです。インスタで営業日確認や家具写真が見れるので気になる方はフォローしてみてください。
古鶴堂を左手に細道を下ります。
下りきると少し広い道に出ます。さっきの青い矢印の道もこの道に出ます。
ここを右折
右折すると直線状に「呉竹文庫前」バス停が。
写真だとバス停の脇が呉竹文庫だと錯覚してしまいますが違います…違ったのです…写真内矢印のバス停手前の細道を進んでください…バス停の奥の道からも行けますが遠回りになります。
先ほどの画像の矢印の細道を道なりに進み続けると左手側に石畳の道が現れるのでその道を直進します。
小舞子駅からだと約10分程度で到着です(私は迷ったので20分位かかりました…)
両ルート共通の注意点
・撮影禁止
呉竹文庫は外観以外の撮影は一切禁止です。スマホを取り出した時点で係の方が注意されに来られますのでメモをとる場合は紙のメモ帳にとりましょう。持ってなくてどうしてもという場合は係の方が用意してくれます。
・素足対策
館内は靴を脱いでスリッパで見学します。昔の家屋なので床が板張りで冬場は底冷えしますので気になる方は対策を。逆に夏場は展示室以外は冷房がないのでご注意。
・念のためおやつと飲み物準備
両ルートも道中は自販機のある場所(駅、交流館、河川敷脇)やお店が限られていながら割と歩くので、他の場所も観光するならちょっとしたお菓子などあると安心かもしれません(美川駅内はカフェ兼売店あるのでそちらで買ってもよいかも)
・レンタカーは金沢か小松で
レンタカー、レンタサイクルは美川・小舞子駅にはありません。タクシーは美川駅に有。借りるなら金沢小松が無難かと(途中駅の松任駅や野々市駅にもあるようです。)
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