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番外編:石川県立歴史博物館『石川近代文学館おでかけ展示 くらべる文学展 in 歴博』
会 期 2024年4月27日(土)~2024年6月23日(日)
営業時間 9:00~17:00
休館日 5月27日(月)・5月28日(火)
企画展展示解説 5月19日(日)・6月9日(日)
県外のひとで金沢駅から向かうなら周遊バスの「広阪・21世紀美術館」バス停下車がわかりやすいかもしれません。
香林坊から石川近代文学館方面に向かって徒歩15分位で行くことも可能です。
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加賀本多博物館とセットのチケットも販売されています。
3文豪の文学館などで使用できる文化施設フリーパス対象外施設なので注意(ただしチケット購入時に見せれば割引き価格で入れます)
常設展は一部を除いて撮影OK(SNS含むネットアップロードは不可)
企画展は撮影も禁止です。
今年の地震の影響で近代文学館が臨時休館になってしまった特別企画になります。
作家ごとではなく、好きな物や使用していた道具などテーマごとにケース展示されているので時代ごとに差があったりする展示もあれば、室生犀星の背広と萩原朔太郎のネクタイのように縁がある作家同士で似たようなアイテムで同じケースに収まって展示されているところもあって面白かったです。
企画展ページで紹介されているのはほんの一部で、展示は2ホールに渡ってたくさんの作家の原稿や遺品が展示されていました。
近代文学館で常設展示されているものもありましたが大半は私が初めて見る物ばかりでかなり見ごたえがありましたよ!
作家名だけあげると石川県出身作家以外だと夏目漱石、芥川龍之介、川端康成、萩原朔太郎、尾崎紅葉、京極夏彦など。本来近代文学館で企画展予定だった西村賢太の品々も数点展示されていました。
目録PDFもDL出来るようになっているのでそれを見て気になる展示物あったら「行って見てきてください!」以上!
多方面向けとしてはこんなところでしょうかね…
以下は島田清次郎関連の展示があると聞いて日帰りで飛んでいってケースにへばりついてスケッチやメモってきた内容です。
元の線がへぼへぼだったので清書してもイマイチですが本物をね!見てくださいよ!
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展示のガラスケースに自分が写り込むし近づくと息で曇るしで見学中は「自分という存在が邪魔!!」状態だったので、黒い服が反射しにくくておすすめですよ…!ステッカーの文字読みたければ単眼鏡などもあった方が絶対によいです。
清次郎の遺品類は保存状態が悪いものが多いので、今回歴博のような温度湿度などの環境がいい施設だからこそトランクとかの展示もできたのかな~?と勝手に思っています。
なんにせよこれだけまとまって清次郎の展示が見れるのはまたとない機会なのでぜひ期間中行ける方は見学してきてください!!
近代文学館で流れてる作家紹介のビデオがここでも流れてるんですが1階からあがってきた瞬間に清次郎の紹介写真と目が合って「運命――ッ!!貴方のために今日来たー!!」とテンションぶちあげだったのはここだけの話。
追記:近文さんのX(エックス)が写真載せてくれました!
【県立歴史博物館で開催中「くらべる文学展 」展示品紹介】上2点は島田清次郎遺品のトランクとハイカラー入れ。自伝的小説「地上」大ヒット後の洋行で使用したもののようです。下段の西村賢太遺品・アタッシェケースは『雨滴は続く』などに登場。西村は『誰もいない文学館』で島田を取り上げています。 pic.twitter.com/PC70E4T7k5
— 石川近代文学館 (@ishikinbun) May 20, 2024