石川ルーツ交流館(石川県白山市)
行きやすさ ★★★★
マニアック度 ★★
開館時間 9:00~17:00
定休日 月曜、年末年始、館内特別整理期間
金沢駅からJR北陸線(敦賀方面行)で約20分、美川駅から徒歩5分の場所にある石川ルーツ交流館。
もともとこの地域に県庁があったことが石川県の県名の由来となっており、当時の資料の他、白山の自然や寄港地でもあった北前船の歴史や地元のお祭りに関する展示や映像資料を見ることができます。
入ると左右に部屋が分かれており、右側の部屋の奥に島清の展示コーナーがあります。
略歴や著書の他、『地上』が発刊される前に中外日報という新聞で連載されていた『死を超ゆる』のコピーや雑誌『改造』などもあります。
あと、島清が15歳の時に書いて賞をもらった学校の鎌倉遠足の感想文も読むことができます。国会図書館に直接行くか複写依頼しないと読めないものなのでかなりレアですよ!
また、中央ホール左側にある資料コーナーに復刻版の『地上』1~4,『我れ世に勝てり』、『我れ世に敗れたり』があり自由に読むことができます。
交流館さんが作成したテーマ別ファイルの島清の巻は島清研究の第一人者だった小林輝冶先生の新聞連載記事など資料満載でとてもお勧め!!
展示スペースはコンパクトですがネットでは拾えない資料が多くて初めて来館した時感動しすぎて1時間近く居座った挙句、後日資料の複写にも応じていただいたり学芸員さんに説明していただいたりと現在進行形で大変お世話になっていることもあり、個人的ににし茶屋資料館よりこちらを島清の資料館として推しています(笑)
こちらでぜひミュージアムグッズに島清関連のアイテム作って欲しいんだけどなあ…『我敗』とか『帝王者』の表紙ポストカードとかでいいんですけど…応援したくてもお金の落としどころがないのでいつも敷地内の自販機で飲み物課金しています(町中に自販機が少ないこともあり貴重な給水スポットだったりもする)個人施設ではないので運営の心配はそんなにないんですけどね。気持ちの問題ということで。