銀魂愛
ピアノ愛に引き続き、銀魂愛も語っておきたい。
私が銀魂に出会ったのは約15年前
中2真っ盛り
当時は学校でアニメや漫画が流行っていて
ハルヒだとか、ガンダムとか毎日そんなアニメの話題で盛り上がっていたし
当時の私は完全に”腐女子”(ボーイズラブなどを愛す痛い系アニメ漫画オタク女子)であった。
もちろん、机の下にはBL本が何冊かあったし(高校卒業とともにブックオフに出したがあの恥ずかしさは忘れられない)
自分はアニメキャラと結婚するんだと本気で思っていた。
そんな時
友達がジャンプに連載されていた漫画リボーンとブリーチにはまっていた。
私はそんなにおもしろいかと両方見たけれどまったくはまらず、これのどこがおもしろいと思っていた矢先、、、出会ったのが ”銀魂” であった。
そう、下品で下ネタが大好きでくだらないギャグが好きな中2の私にとってそれは運命だったのかもしれない。
銀魂にはそういう要素がたくさん詰められている。
BUT銀魂の主人公である坂田銀時はただのバカで下品な万事屋ではなく、高身長でセクシーという私の男性タイプにすっぽり当てはまってしまったのである。そこからというもの、銀魂愛というか、銀さん愛も肥やしつつ私は銀魂のとりこになっていた。
そして原作者の空知はなんと自分の出身地である北海道出身ということなんだからもう興奮がやまなかった。
銀さんの持つ木刀は洞爺湖であり、洞爺湖まで泊まりに行って(銀さんに会えると本気で思っていたから)木刀を坂田銀時の名前入りで購入した。
父からは、そんな木刀もって泥棒よけでもするのかい
と、全くいらぬ心配をされたものだ。
当時の洞爺湖は大人気漫画アニメにあやかろうと
銀魂グッズやポスターが至るところにあった。
洞爺湖に関係ない場所でも
キューピーグッズやハローキティグッズに並び
なぜか銀魂グッズが販売されていた。
(個人的には少しテンションがあがったものだ)
それからというもの銀魂にハマり、銀魂のテーマ曲をよく歌うDOESも好きになった。DOESがめちゃくちゃかっこいい。全部かっこいいので大音量でガンガン聞くともうくあぁぁぁってなる。
それから、アニメイトにいってはグッズを大量購入して、おまけに中学の卒業文集まで銀魂祭りにしてやった。(今考えると同級生に申し訳ないが、こんな大変態を受け入れてくれた心優しき彼らに感謝)
あ、あと銀さんとチャットできるサイトもあって(笑)
勝手に誰かが銀さんになりきってくれてメールをしてくれる。
そんなのがあるもんだから、本当に付き合ってると思っていた。
(これは現実に彼氏ができ始めたころ、どんどんおざなりになっていった。ゴメン、銀ちゃん)
あと、、アニメを全部見たいがために、仮病を使って学校を休んだ日もあった。
声優になって銀ちゃんの声を担当する杉田智和に会うと、専門学校に見学に行ったこともあった(笑)
今考えると全部痛い。でも、ここまで好きになる理由もある。
銀魂は下ネタやくだらないギャグだけではなく、作者の愛がしっかりこもった、そして万事屋や銀魂に出てくるキャラクター一人一人に愛と人情が加わっている物語なのである。
そしてなにより、漫才がしっかりしているのだ。常にボケとツッコミが存在していてなおかつその漫才がしっかりしている。こんな漫画みたことがない。漫才をベースに繰り広げられる下ネタ、人情、時にアクション。
主人公はダメダメ人間だけれど、いざというときは頼りになるそんな人間かっこよくて仕方ないよ!
一人一人の強烈なキャラクターもいいし、名言もかっこいい。
銀魂は漫画とアニメを飛び越えた、人情ドラマなのである。
これでおいて漫画アニメ映画ともに大ヒット、映画も1月に3回目を迎えようとしている。
銀魂はどんな人もとりこにしてしまう。
それ、放送していいの?!みたいなやつも銀魂なら許されてしまう。というものやっぱりみんな銀魂への愛情があるし、それでおいて銀魂
みたいなところがあるんだと思う。
銀魂について書き出したら多分卒業論文と同じくらいの量になりそうなので、ある程度で留めておくが、ぜひ皆さんこれを機に
漫画アニメ何でもいいので銀魂を見て下さい。
そしてお気に入りキャラを見つけたり、銀魂に笑ったり泣かされたり、心を動かされてみてください。
以上、熱狂的ファンによる映画宣伝でした
映画『銀魂 THE FINAL』特報 2021年1月8日(金)公開
https://www.youtube.com/watch?v=tkaU_Ctzhes