自傷癖
リストカットって、痛いからするんじゃないのって誰かが言ってた。
その痛みで一瞬でも、ココロの痛みってゆーか、胸の辺りの苦しさを軽減もしくは忘れる為にってことなのかな。
仲良しで大好きななあの子にも、しないでねなんて言えない身だけど。
その苦しさを軽減なんて私には出来ないけど。
何らかの形で助けたいだなんて思うけど。
私には何も出来やしないんだ。
軽く自身に絶望してみる。
そして気付く。
なんのことはない、自分は最初からなにも出来やしないんだ。
別に落ち込むことでもなんでもないじゃないか。
ココロを病んでしまっているあの子でも、救わなくたっていいじゃないか。
直さなくたっていい。自傷行為を認めて、受け止めて「ああ、辛かったねぇ」
それでいいんじゃないか。と、私は思う。
救うなんてできっこないならしなければいい。
私には相槌を打ちながら「大変だったねぇ。」と言い、側にいる事しか出来ないけど。
「じゃあ裸になって死になよ」「・・・なにそれ恥ずいじゃん」「 恥ずかしいと思うなら、どう見られてもいいと思えないなら、まだ死んじゃダメだよ」ブルーピリオド 2巻6話 鮎川龍二
この話をしてなお、死ぬって言うんだったら仕方ない。
決して独りぼっちになんてさせない。
死ぬって言うんだったら独りでは死なせない。
私も付いて行くさ。あの世でも独りぼっちにさせないために。
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今回はとある人の言葉をたくさん借りて、誰かになにかちょっとでも引っ掛かるといいな~なんて思いながらかいてみました。
無理なものは無理。ニンゲン、限界はある。死ぬことだって選択肢でもいいじゃないの。
でも、裸になって死ねるまでは、まだ死んじゃダメ。
本気で死にたいなんて思ったら、今裸になって死ねるか考えてね。
ホントのホントに本気で死ぬってなったら、私を呼んでくれ。
独りにしないから。追いかけるから。
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