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2024.6.15(土)の狙い馬

G1もひと区切り付き、土日合わせて重賞ひとつの週、かつそのひとつすらない土曜日だというのにご訪問いただき誠にありがとうございます。
いつもながら、星の数ほどいる予想媒体においてこちらを訪問いただいた方には感謝しかありません。その御恩に報いるべく予想は頑張りました。

とはいえ、これもいつも言うのですが、競馬というのはおよそ思い通りにいかないことの方が多いゲームでして、悔しい思いをすることの方が多いことは周知の事実かと思います。

ただ、だからこそ当たった時の喜びが大きいんですよね。どれだけ打ちのめされても一度の快楽で全てチャラみたいな(決して全て回収したわけでなくとも)

そんなわけでして、内心自信はあったとしても、大きなことは言わないシステムになっていますので、もし良かったらということでお願いします。

実は先週日曜日の朝、めまいで起き上がれなかったんですよ。前日の夜、noteの見解を2万文字近く入力して目を酷使、疲労困憊のまま眠りについてその疲労が抜けきらなかったのかもしれません。だから手書きノートも瀕死の思いで記したのはここだけの話です。

そんなこともありまして、私の負荷の軽減、読み手にとっても読みやすい見解にすることをモットーに、個別の見解をシンプルに文字数軽減を目標としたのですが、今回も何だかんだで1万7千文字を超えてました(^^;

でも、せっかく読んでいただくのだから、簡易であっても根拠というか見解は記したいと思ってしまうんですよね。誤字等推敲できず至らぬ箇所もあるかと思いますが、今週もどうぞよろしくお願いします。

6月15日(土)メニュー
東京 1.4.10.11.12
京都 4.9.11.12
函館 1.4.7.10.11.12

この時期の2勝クラスまでは素質のある3歳馬と出涸らし感のある古馬との対戦で、どうしても人気の3歳馬中心になる感じもありますが、同時に穴馬も挙げるようにしているので、いいとこどりで参考にしていただければm(__)m

【無料分】

東京2
⑤トクシージェネラル
前走はハイペースで逃げて4着。2番手から楽勝した勝ち馬のプレッシャーもきつかった。デビュー戦激走からの反動もあり得る臨戦だったし、この状況で4着なら悪くない。初戦は追い込みに近い差しで3着。無理に逃げずとも控える形で面白い。

東京3
穴⑦セイウンチドリ
勝ち味に遅いが10戦中5戦で3着内だから能力上位。2走前には臨戦過程の良さと流れに恵まれて芝で3着したが、ジリなのでダートの方が相対的に有利。前走の東京芝1800mはそもそも向かないのに出遅れて後方からでは出番なし。D1600mは合いそうなのでスタートを決めて先行できれば粘り込みがあっていい。

東京7
穴➈ヒラボクヒーロー
前走は9着とはいえ3着とは0.3差。臨戦過程が良くてもここまでか…という見方もできるが、3戦目で前進があったとの見方もできる。稽古はかなり動く馬でどこかで一発あってもいいのではとチェックしているので、大きく条件を変えてきた今回は注目したい。

東京8
⑥ピースワンデュック
経験馬相手のデビュー戦は9番人気だったが、稽古は動いており2着も驚くに値しない。臨戦過程が良いとは言えなかった前走も圧勝(逃げて最速上がりを駆使)したことで未勝利では力が抜けていたということだし、前走の勝ちっぷりや稽古の動きから1勝クラスなら通過点に出来ていい。母父ジャングルポケットで今回の舞台も合いそうだし、心情的にも頑張って欲しい(近親に活躍馬のいない地味な牝系なので応援したくなる)。

➈ルーベンス
前走は臨戦過程が良いとは言えなかったが、そんなものは関係なしの強い内容。当コースの未勝利では能力と適性が抜けていた感じ。兄に当コースの青葉賞勝ちショウナンラグーン、同じく同コース3勝クラス勝ちのヴィントシルムを持つ馬で祖母にはオークス馬メジロドーベル。東京芝2400mの申し子とも言える馬だし、ルメールの継続騎乗なら勝ち負け必至。

東京9
⑦フォルラニーニ
新馬直後の東スポ杯2歳Sは過剰人気だったが、自己条件の前走で巻き返し、ファビュラススター、コスモキュランダに次ぐ3着。この時も人気以上に走れていないが、結果的に相手も強かった。4着エコロレイズが弥生賞4着、5着エセルフリーダはミモザ賞1着、6着カフェグランデは稲城特別1着。今回も断然人気だろうが、人気に応えられるデキにもありそう。

⑤カニキュル
近2走は重賞で⑥③着だが、着差はいずれも0.3差。トモが甘く後方からの立ち回りとなるが、東京でこの頭数なら勝ち負けまで。

➈バランスダンサー
4戦全てに騎乗している田辺騎手が乗らないのが謎すぎてオシェア替わりは減点でしかないが、勝ち上がりのリズムがよくまともなら好勝負必至。ニューステソーロにハナを切られた時にオシェアがどう乗るかがカギ(無理せず番手でもいいと思うが)。

穴②パーセルペーパー
4戦目の中山芝1800mで14着、5戦目の中山D1800mで7着、それ以外は東京ばかりを使われていて6戦して【1-4-0-1】。圏外も4着だからコース適性が高いのだろう。前走で勝利した2000mの方がベターな印象はあるが、当コースでも先行してしぶとさを活かせる形なら好走可能。格上げに怯まない配合だし、相手なりに動けそうな印象もある。

危険人気馬③ニューステソーロ

京都2
穴⑥アークレアル
デビュー戦のD1800は内枠で出遅れて流れに乗れず参考外。芝替わりの前走で先行して5着と前進しているし、未勝利なら通用の力はある。せっかく芝で好走しながら再び惨敗したダートへの参戦は陣営が適性を感じているからこそだし、稽古の動きからも未勝利なら通用しそうなので、スムーズに先行できるようなら。

京都3
⑦レーベンヘルツ
連闘で勝負。臨戦はやや下降だが、この条件の松山騎手なら無難に軸の責務を果たしそう。

④レオナルドスター
デビューから5戦目までは【0-0-4-1】で着外も4着という安定感だった馬。近2走は崩れているが、2走前は出遅れ、前走は距離延長で逃げたもののマークもきつく展開向かず。臨戦的に次に芝1200mを使ってくれば絶好の狙い目だったが、残念ながらD1200を選択。最も残念といっても1200m替わりはいいし、ダートは未知数だから絶対の自信を持っては推せないというだけ。母父エキアノは欧州芝血統だけに北海道に連れて行けば…とも思ってしまうが、父ダイワメジャーならダート替わりで良い面が見られても。

穴①オラクル
松若騎手が付きっ切りで稽古を付けている。稽古の動きは優に未勝利突破レべルにある。2戦目で稽古の良さが活きてくれば。

穴⑬キャンドルマス
前走は出遅れたりササる面を見せるなど若さを見せて競馬にならず。稽古は動くし力はありそうなので、2戦目の上積みで。

京都7
穴⑦グレイトフルペイン
近2走は出遅れて流れに乗れず結果が出ていないが、少頭数だった3走前はハイペースで逃げて押し切った。その時ですらスタートは怪しい感じだったが、当時同様に少頭数の今回は行こうと思えば行ける可能性も高い(芝ならそこまで積極的に行く馬はいないだろうし、鞍上的にも積極策を取ってくるとみる)。中間の稽古で79.5-65.5-37.3-11.6をマークしたようにデキは生涯最高という感じ。行かなければどこにもいなそうだが、鞍上次第で残り目も。

京都8
⑭ミッキークレスト
前走時計はここでは断然。中2週で反動懸念はあるが、当時だけ走ればあっさり。軸信頼。
穴⑪オールデュスヴラン
穴⑬ミッドナイトホーク
※古馬は上位成績を収めていても勝ち切れない残り組といった感じもあるので、芝組の初ダートに期待。いずれも稽古上々で仕上がり○。ただ、未知数な初ダなので人気では妙味なし。

京都10
⑦エンドウノハナ
現級では3着が最高だが、僅差の勝ち馬はチャックネイト(AJCC)、ワープスピード(春天5着)、スマートファントム(春天4着)でレベルは高い。上がりに限界のある馬で2~3走前は切れ負けの印象。フルゲートの当コースはそれなりにスタミナと持続力を問われるし、立ち回り次第で食い込む余地はありそう。

②ロードプレジール
昨年同時期の烏丸Sでブローザホーンの2着。1勝クラス、2勝クラスも同距離で連勝しており、今回の条件はベストに近い。出遅れた2、4走前は大敗したが、前走は5着といっても3着と0.2差。スタートを決めてインでロスなく立ち回ることができれば前走以上があっても。

⑬ブラックブロッサム
4戦3勝、唯一の敗戦が京都新聞杯5着だが、1000m通過58.2を先行して苦しくなったもの(負けて強し)。2年振りの復帰戦となり常識的には厳しいが、稽古の動きは素晴らしく、自己条件ならいきなり走ってもおかしくないデキにある。一戦必勝タイプだと思うし、陣営もそれを踏まえて仕上げを施している感じ。そこそこ人気にはなるだろうしリスキーではあるが、2週前の時点で稽古駆けするセッションを子供扱いしたデキの良さなら。長休明けの分▲

➈メイショウゲキリン
遠回りしたが3歳時にはきさらぎ賞3着した実力馬。ひと頃ダートを使われていたが、芝で崩れたのは3戦だけで(うち1戦は弥生賞)、昨年10月以降は一度も崩れていない。前走は7頭立てのスローで内容的にはそこまで評価できないが、先行できる点は強みだし、流れが合えば。

函館2
⑬ランオブザワールド
前走は2走前に減らした体を戻したにしてもさすがに30キロ増では余裕残し、当初から連闘策も視野に入れていたのではないか(前走で買ってしまった身としては何とも微妙な感じだが)。能力的には前走ほど負ける馬ではないし、負けた中でもビシッと先行策を取ったことは良い刺激となってきそう。牝系はダート向きだし、芝では切れないので、一度ダートを試す選択はありかと。ここでダメでも次走までは買うと決めている馬でもあり(意地ではなく稽古から秘めた力を感じているので)

函館9
⑧レイニングキャット
前走(中山芝1200)はアレンジャー(アーリントンC2着)と首差3着。本馬の後塵を配した4着馬も次走で2着とレベルはそれなり。良い先行力があるし、未勝利勝ちが札幌芝1200mだったので洋芝替わりもプラス。

③アンドアイラヴハー
前走はニコラウスの決め手に屈したが、重賞入着歴のある3着馬には決定的な差を付けた。デビュー戦、2戦目とも僅差の2着だが、その勝ち馬ファビュラススター、ユキノロイヤルも上のクラスで活躍しているし、本馬もこのクラスは通過点としたい。臨戦過程は良いとは言えないが、この相手ならスピードで押し切れても。

①アンタノバラード
1200mでも1400mでも一押し利かないが、前走は久々に4角3番手以内の積極策を見せたことは今回に繋がりそう。1200mの方が終いは切れるが、多頭数だと捌きの問題もある。この頭数ならその心配はないし、ある程度追走できれば上位争いも十分。

⑥ジューンブレア
芝1200mの新馬を快勝した後は、デイリー杯、フィリーズRと強気の格上げ挑戦、さらに前走はダートと良く分からない使い方をしていて全て度外視可能。ようやく身の丈のあった条件に使ってきたし、新馬で完封したフィオライアが先週の現級の当コースで2着したことからも本馬は更にその上があっても。

※ピックしなかったバシレウスシチーの巻き返しもこわいし、このレースは2点くらいで仕留めないと意味がなさそうなので、見解は挙げつつも馬券はパスしそう。


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