2ヶ月でどんなカルチャーが生まれつつあるか考えてみた

5月から鳥取に移住して、GACCIという建設テックのスタートアップに参画してます。チームは4名で、チーム自体5月から本格的に稼働してます。

最近自分が所属しているチームのカルチャーについて考えることがありました。これといった結論はなくぼんやり思ったことですが、言葉にしてみようと思います。最近チームでカルチャーが話題に上がりました。きっかけは、ALL STAR SAAS FUND前田さんのツイートです。

私たちはまだスタートしたばかりのチームです。これからどんなカルチャーを創っていきたいかを議論していく段階かと思いますが、この2ヶ月でどんなカルチャーが生まれつつあるだろうか、カルチャーの種のようなものは何か考えてみました。

毎朝やってる小話

私たちのチームでは、毎朝「小話」を1人3分で共有しています。
これが始まった背景としては、チームにベトナム人のメンバー(Sさん)がいます。その「Sさんの日本語力を高めよう」というのがきっかけでした。
話の内容はなんでもいいから、毎日日本語を話す場として小話の時間が生まれました。1人だけで話しにくいので、他日本人メンバー3名も何か話すことになりました。
自分が興味あるテーマの話から始まり(睡眠の質の話とかあった)、最新の技術ニュースや自分が知らないことを調べてアウトプットするような場になってきました。

小話でどんな変化があったか

小話を始めて、Sさんの日本語力が格段にあがりました。日常的なやりとりを問題なくできるようになりました。彼は毎日しっかり準備して小話に臨んでます、シンプルに彼の努力がすごい。
日本語の上達は非常に喜ばしい一方で、「日本語は上達してるけど、本来目指してた状態と少しずれてるかも」という違和感も感じてきました。
最も目指していた状態は「日本語で自分の意見を発信できる状態」でした。
日本語の翻訳・音読だけでは、その状態にはなれません。
そこで「次からは調べたことに対してどう思ったかを教えて欲しい」と周囲がアドバイスをしたのが先週の出来事です。

小話からみえるカルチャーの種

小話の取り組みから、どんなカルチャーが生まれつつかあるか、思いつくものを書き出してみます。

  • アウトプットを日常的に行う

  • 最新の情報を日々インプットし共有し合う

  • 抱えている問題や実現したい願望をチームに開示する

  • 各自それらに取り組むことをコミットメントにする

  • メンバーの問題や願望についてチームで考えて取り組む

書き出してみて一番下の黒ポチがしっくりきました。私たちのチームに合ってるんじゃないかなと思いました。そもそも今チームでやっている小話は「Sさんの日本語力向上」を実現するため生まれた取り組みです。社長の一声から始まりましたが、私含め他のメンバーも納得して取り組んでます。
共通して考えてるのは「Sさんの日本語力が上達して力を発揮できるようになればチームはもっと強くなる」ということだと思います。実際Sさんはフロントエンドの知識があったり検索能力が長けているんですが、上手く日本語で伝えられず、まだその力を十分に発揮できていない状態です。

この文章を書きながら、「チームとして強くなることを大事にする」が私たちのチームの価値観で、「メンバーの成長(問題解決や願望実現)にチームで取り組む」が、チームのカルチャーとして育ちつつあるのではないかなと思いました。

まとめ

得たい結果に対してどんなカルチャーを創っていきたいかを考えることが大事かと思いますが、今やっている取り組みから自然と生まれているものや自分たちに合っているものは何かないか、考えてみました。

ここまで書いたことはあくまで私が個人的に思ったことです。今後チームで、これからどんなカルチャーを創っていきたいか考えていきたいと思います!



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