自民党総裁選 と 「タッチ返し」
今日の夕方、家の近くを歩いていると、鬼ごっこをしていた子供たちのうち一人がこういっていた。
「タッチ返しは禁止だからね」
「タッチ返し」
何年ぶりに聞いただろう。凄く懐かしい響きだ。
タッチ返しを認めれば、
鬼ごっこで鬼にタッチされた人が
自分をタッチした人に瞬間的にタッチし返すことが可能なため、鬼ごっこがその2人の間でしか展開しなくなってしまう。
それを防ぐための“タッチ返し禁止”だった。
だがこれは鬼ごっこ必須のルールではない。
正確には子供たちが鬼ごっこで遊ぶ中で問題点に気づき、子供たち自らの手で作成したルールだ。
ルールを作るということが、小学校中学年くらいの子供たちの間ですでに行われていると思うと私は驚きだった。
すでに「規律」や「決まり」といった概念が頭に叩き込まれ、はやくも決まりを守るだけでなく作ることにまで及んでいる。
ただ、ルール作れるようになったからには、次はその作ったルールを修正、時には撤廃することが求められる。
また不足分を補う新たなルールを作ることも必要だ。
話は少しそれるが、今日(正式には日付変わって昨日)、自民党総裁選が投開票を迎え、岸田文雄氏が新総裁に選出された。
彼は今後、第100代内閣総理大臣として日本を指導していくことになるだろう。
総裁選後の記者会見で岸田氏は、
「岸田文雄の特技は、人の話をよく聞くということ。」
と話した。
コロナ対策や環境問題、経済分野に関して、早く整備すべき法律はもちろん、政策の妨げになるなど撤廃すべき規制や法も多い。
岸田氏の”人の話をよく聞く力”で、今必要な法改正や規制緩和がさらに活発に進んでいくことに期待したい。
2021.09.30 01:17 #6
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