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大学生によるパラスポーツ発展のための新プロジェクト「パラスポデザインカレッジ」が始動!
いきなりですが私はこの度、サントリーとスポーツブル共催「パラスポデザインカレッジ」のプロジェクトメンバーに選出いただきました。
この「パラスポデザインカレッジ」とは、私たち大学生が中心となって、主に若い人々へのパラスポーツの振興と魅力発信を目指すプロジェクトのことです。
プロジェクトメンバーは僕を含めた大学生10人。この10人がサントリー、スポーツブル、電通の方と連携、お力添えをいただきながら、ここから1年間活動していきます。
私がこのプロジェクトへの参加を決めたのには一つの大きなきっかけがありました。それは中学の野球チームにいた先輩の存在です。
私が入っていた中学の野球チームに、耳にハンディキャップを背負った先輩がいました。彼は過去の病気が原因で、ほぼ耳が聞こえません。
最初の最初は正直、私は少し戸惑いました。障害をもった方としっかり接するのが初めてだったからです。ですがそこには、その先輩と普通に接する他の先輩たちの姿が。
そして私たちもすぐに打ち解けました。最初は彼の読唇術(口の形から話し手が何を言っているのか読み取る技術)を使って会話していましたが、徐々に私も簡単な手話を使って話すようになりました。
彼は私にとって、一緒に楽しく辛い練習を乗り越えた野球部の先輩であり、中学時代の土日を共に過ごした大切な仲間です。
「そもそも”壁”なんて存在しない。」
野球が私にそのことを気づかせてくれました。今回はたまたま野球でしたが、野球のみならずスポーツは人と人を結び付ける力をもっているのです。
この経験から私は今回のプロジェクトを聞いたとき、すぐに応募することを決めました。パラスポーツを通じ、障害をもった方もそうでない方も誰もが繋がれる社会を作る。そのお手伝いをしたいと思ったからです。
そして、迎えた2021年10月15日。
都内・田町にあるサントリーさんのオフィスにて、プロジェクト始動に先立つキックオフミーティングが開かれました。
オフィスに入ると、そこはCMやドラマでしか見たことのないようなとてもオシャレな空間が!
多くの関係者の方々にも歓迎していただき、私もますます気が引き締まります。
(写真:席に準備された、名札をはじめとするセット一式。)
プロジェクトメンバー全員で集まるのはその日が初めて。ですが一人ひとりの挨拶からは、このプロジェクトに懸けるそれぞれの”おもい”が伝わってきました。
改めてですがこれから1年間、私たちは「パラスポデザインカレッジ」プロジェクトメンバーとして、パラスポーツ発展のために活動していきます。
「やるからには全力で。」これが私のモットーであり、何かしらの決して小さくはない爪痕を残したいと思っています。「まぁやることはやったのよね」といった単なる自己満足で終わらせたくはありません。
最初の目標は、1月に行われる車いすバスケ♿🏀の全国大会「天皇杯」です。まずはここに向けた活動となります。
活動の進行状況はこのnoteをはじめとする僕のSNS、またはパラスポデザインカレッジのHP、SNSからも発信していきます。そして今後、もしかしたら皆さんのお力をお借りすることもあるかもしれないので、その際はご協力くださると嬉しいです。
最後になりますが、これから1年間よろしくお願いします!
#12
2021/11/16