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G1ジャパンカップの馬券内馬はこう探せ【2024年更新】

息子よ、この記事を見ているということは君も競馬をやるようになったんだな。
君のことだから競馬でも勝ち続けているかもしれない。
だがな、競馬はやり続ける限りいつか絶対に負けてしまう。これはルール上仕方のないことだ。
この記事は競馬で負けて悔しいと思ったときに1つずつ読んでくれ。
親父の私が、これまでの数十年の競馬歴で学んだことをここに書いておく。

G1ジャパンカップの馬券内馬はこう探せ

今週はジャパンカップだ。
1着賞金は5億円となっていて、有馬記念と並んで国内最高額の賞金のレースだ。古馬と3歳馬の世代間の戦いにもなりやすく、毎年面白いレースになる。
さぁ、予想を始めようか。

ジャパンカップの馬券内馬はこう探せ

まずは、定番の以下2つの条件で出走馬の取捨選択をしよう。

  1. 前走5番人気以内、もしくは前走3着以内でない馬は消し

  2. 6歳以上の馬は消し

定番の前走条件と年齢条件だが、これはジャパンカップでも当てはまる。

ジャパンカップで1つ目の条件に当てはまる馬の成績は過去10年で0-2-0-57(複勝率3.4%)であるのに対し、前走が5番人気以内か3着以内だった馬の成績は10-8-10-81(複勝率25.7%)と大幅に成績が良い。
まずはこの条件で絞り込もう。

次に年齢であるが、ジャパンカップは過去10年で6歳以上の馬の成績が0-0-0-52(複勝率0.0%)と全く来ない。
6歳以上の馬もバッサリ消してしまっても良いだろう。

そして、ジャパンカップはもう1つ馬券内馬を絞れる条件がある。

前走GⅢ以下を使った馬は買うな

それは、ジャパンカップの馬券内馬は全頭、前走GⅡ以上のレースを使っていることだ。
これは第1回のジャパンカップから42年連続で成立している条件なので信頼度も高い。

ジャパンカップは1着賞金が国内で一番高いことからも分かるように、レースの格も非常に高い。
そういうレースでは前走GⅢ以下を使ってきた馬では勝負にならないというわけだ。
実際、過去10年でこの条件に合致しない16頭は全て馬券外に敗れている。

外国馬は香港G1を勝っている馬だけを買え

ジャパンカップは国際招待レースのため、外国馬の参戦も何頭かいるだろう。
基本的に東京2400mという日本を象徴するような高速決着のレースで外国馬が活躍することは難しい。実際、過去10年の外国馬の成績は0-0-0-25(複勝率0.0%)で一度も馬券になったことはない。

しかし、もし香港G1で活躍している馬が出走するのであれば、狙ってみても面白いかもしれない。

というのも、過去10年の日本の芝G1における外国馬の成績は、2-1-1-39(複勝率9.3%)と低いが、この馬券に絡んだ以下の4頭の共通点は非常に簡単である。

  • 2015年 高松宮記念1着 エアロヴェロシティ

  • 2018年 宝塚記念2着 ワーザー

  • 2024年 高松宮記念3着 ビクターザウィナー

  • 2024年 安田記念1着 ロマンチックウォリアー

そうだ。全頭、香港G1の勝利経験がある馬なのだ。
香港の馬場は比較的日本の馬場に近いと言われている一方で、欧州の馬場は日本の軽い馬場とは大きく異なるのが背景にあると思われる。

そのため、香港G1の勝利経験がない海外馬はそれだけで切ってしまっても良いかもしれない。

以上がジャパンカップの馬券内馬の探し方だ。
さぁ、ジャパンカップを楽しもう。

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