G1菊花賞の馬券内馬はこう探せ【2024年更新】
息子よ、この記事を見ているということは君も競馬をやるようになったんだな。
君のことだから競馬でも勝ち続けているかもしれない。
だがな、競馬はやり続ける限りいつか絶対に負けてしまう。これはルール上仕方のないことだ。
この記事は競馬で負けて悔しいと思ったときに1つずつ読んでくれ。
親父の私が、これまでの数十年の競馬歴で学んだことをここに書いておく。
G1菊花賞の馬券内馬はこう探せ
先週の秋華賞はどうだったかい?関東馬はちゃんと消せたか?
さて、今週は菊花賞だ。全ての馬が未経験の距離なので予想は難しいが頑張って当てにいこう。
菊花賞の馬券内馬はこう探せ
まずは、今回も定番の前走人気と前走結果で消去しよう。
そうだ、前走5番人気以内か3着以内の馬だけを買うのだ。
もう何回も何回も出てきたが、詳細は以下の記事を読んでほしい。
これは菊花賞でも当てはまる。
菊花賞でこの条件に当てはまる馬の成績は過去10年で10-10-10-109(複勝率21.6%)であるのに対し、条件に当てはまらない馬の成績は0-0-0-41(複勝率0.0%)と残念な結果になっている。
まずはこの条件で絞り込もう。
菊花賞はダービーより皐月賞を重視するレース
菊花賞は3歳の牡馬クラシックの三冠目である。
つまり、3歳世代の比較的上位の馬が出走してくる。
ただし、注意しないといけないのは、3歳牡馬クラシックで最も格が高いと言われているのは日本ダービーだが、その結果が菊花賞には直結しないということだ。
そもそも日本ダービーを勝つことを最大目標としていた陣営の中には、秋の3000mの菊花賞は馬への負担も大きいことなどを考慮して菊花賞を回避する馬もいる。
そして、難しいのは、ダービー上位馬が出てきたとしても、その馬を買えばよいというわけではないのだ。
以下に過去10年のうち、京都開催だった8年のデータを載せる。
■同年の皐月賞着順別の菊花賞成績
1着 1-0-0-3(複勝率25.0%)
2着 1-1-1-1(複勝率75.0%)
3着 2-0-0-3(複勝率40.0%)
4着~5着 0-1-2-3(複勝率50.0%)
6着以下 0-1-0-32(複勝率3.0%)
■同年のダービー着順別の菊花賞成績
1着 1-0-0-1(複勝率50.0%)
2着 2-0-0-2(複勝率50.0%)
3着 0-0-1-4(複勝率20.0%)
4着~5着 0-2-1-8(複勝率27.3%)
6着以下 1-4-1-35(複勝率14.6%)
どうだい?
実は日本ダービーの着順よりも皐月賞の着順のほうが菊花賞とリンクするのだ。
逆に言うと、同年の皐月賞に出走し、5着以内に入れなかった馬は買わないほうが良い。
血統はディープ、そして3番人気以内の馬を軸馬に
正直、馬券内馬の絞り方はこれくらいだ。
というのも、全馬が初めての距離のため、過去レースの実績だけではわからないことも多い。
こういう時には血統分析の出番となる。
最も成績が良いのは、やはりディープインパクトの血統だ。
菊花賞で父か母父にディープインパクトを持っていた馬の成績は6-5-4-24(複勝率38.5%)で、持っていなかった馬の成績4-5-6-126(複勝率10.6%)を大きく上回る。
つまり、穴馬はディープインパクトの血統から狙うのが良い。
ただし、注意しないといけないのは、菊花賞は荒れにくいレースでもある。
過去10年の全てのレースで3番人気以内の馬が1頭は連対している。
オッズでいうと、単勝オッズが10倍を切る馬の成績は過去10年で8-4-3-16(複勝率48.4%)である。
要するに、単勝オッズ1桁台の馬は2頭に1頭が馬券に絡んでくるので注意してほしい。
さて、菊花賞についての分析はここまでだ。
分からないことが多くて難しいレースになるが、是非頑張って予想してみてほしい!
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