【競馬息子への手紙】G1高松宮記念の穴馬はこう探せ
息子よ、この記事を見ているということは君も競馬をやるようになったんだな。
君のことだから競馬でも勝ち続けているかもしれない。
だがな、競馬はやり続ける限りいつか絶対に負けてしまう。これはルール上仕方のないことだ。
この記事は競馬で負けて悔しいと思ったときに1つずつ読んでくれ。
親父の私が、これまでの数十年の競馬歴で学んだことをここに書いておく。
高松宮記念の穴馬はこう探せ
君は穴馬が好きだろう。
私の息子だから絶対ギャンブラーなはずだ。
今回はG1の高松宮記念に絞って、私の穴馬の探し方を紹介したい。
まず、前提として、穴馬は単勝オッズ4番人気以下から探すこととする。
というのも、以前紹介したが、人気というものは非常に正確である。
2024年現在、過去10年の高松宮記念の3番人気以内の馬の成績は
勝率 16.7% 連対率 36.7% 複勝率 53.3%
※君が読むときには少し変わっているかもしれないが、大きな変化はないだろう
つまり、3番人気以内の馬は半分以上馬券に絡むのだ。
それを念頭に置いて以下を読み進めてほしい。
ステップ① G3阪急杯組以外から探せ
高松宮記念というレースは、前走阪神競馬場を走った馬との相性があまり良くない。
そして、前哨戦でありながら、阪急杯との相性が極めて悪いのだ。
4番人気以下の馬に限って言えば、過去10年で前走阪急杯を走った馬の成績は
勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 2.9%
と散々な結果である。
10年で35頭が出走していながらこの成績というのは軽視したい。
一方で、前走で狙いやすいレースは前走シルクロードS、オーシャンSを走った馬である。
この2つのレースを走った馬の成績は、4番人気以下に限っても
シルクロードS:勝率 11.1% 連対率 14.8% 複勝率 14.8%
オーシャンS:勝率 1.8% 連対率 5.5% 複勝率 10.9%
となっていて、前走阪急杯組の成績よりは複勝率では3倍以上の差がある。
ステップ② 前走馬体重増、今回馬体重減の馬を探せ
次に、阪急杯組以外でどんな馬を買えばよいかを考える必要がある。
まずは、前走で馬体重がプラスの馬を探してほしい。
高松宮記念で馬券に絡むような馬の多くは、前哨戦を叩き台に使い、今回全力で仕上げることが多い。
その結果、前哨戦のレースで馬体重が減っている馬は、本番では余力がなく負けてしまうのではないかと思っている。
実際、4番人気以下の馬の前走の馬体重の増減による成績は以下の通りである。
前走減:2-1-0-43(複勝率 6.5%)
同体重:0-0-0-13(複勝率 0.0%)
前走増:3-3-4-46(複勝率 17.9%)
また、4番人気以下の馬で、高松宮記念当日の馬体重の増減による成績は以下のとおりである。
前走減:3-4-3-50(複勝率 16.7%)
同体重:2-0-1-14(複勝率 17.6%)
前走増:0-0-0-38(複勝率 0.0%)
上記の成績を見てもらえば明らかなように、前走で馬体重増、今回で馬体重減の馬を狙ってみてほしい。
ちなみに、ここまでの条件を全て満たした馬の成績は、4番人気以下に限っても、2-3-3-30(複勝率 21.1%)とそこそこの成績ではある。
ステップ③ 舐められている馬を探せ
ここまでの条件だけでも5頭に1頭は馬券になっているが、その中で特に狙いたいのが「舐められている馬」である。
G1のレースだけあって、強い馬がたくさん出走してくる。
その影響で、実力はあるものの意外と人気になっていない馬がいる。
今回、オススメしたい舐められていると思う馬の条件は、前走で5番人気以内である、もしくは前走3着以内である馬だ。
この条件を加味して残った馬の成績は
勝率 11.4% 連対率 20.0% 複勝率 25.7%
そして、単勝回収率は140%、複勝回収率は167%
十分じゃないかい?
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