G1マイルCSの馬券内馬はこう探せ【2024年更新】
息子よ、この記事を見ているということは君も競馬をやるようになったんだな。
君のことだから競馬でも勝ち続けているかもしれない。
だがな、競馬はやり続ける限りいつか絶対に負けてしまう。これはルール上仕方のないことだ。
この記事は競馬で負けて悔しいと思ったときに1つずつ読んでくれ。
親父の私が、これまでの数十年の競馬歴で学んだことをここに書いておく。
G1マイルCSの馬券内馬はこう探せ
今週はマイルCSだ。
11月12月はG1が多いゆえに楽しい年末になっていることだろう。
先週のエリザベス女王杯同様、一時期阪神競馬場で開催していたが、京都競馬場の改修も終わりまた京都でのマイルCSが見れる。
さぁ、予想を始めようか。
マイルCSの馬券内馬はこう探せ
まずは、定番の以下2つの条件で出走馬の取捨選択をしよう。
前走5番人気以内、もしくは前走3着以内でない馬は消し
6歳以上の馬は消し
定番の前走条件と年齢条件だが、これはマイルCSでもある程度は当てはまる。
マイルCSで1つ目の条件に当てはまる馬の成績は京都で開催された過去7年で0-0-0-41(複勝率0.0%)であるのに対し、前走が5番人気以内か3着以内だった馬の成績は7-7-7-60(複勝率25.9%)とパーフェクトな成績である。
まずはこの条件で絞り込もう。
次に年齢であるが、マイルCSは過去10年で6歳以上の馬の成績が1-1-0-24(複勝率7.7%)とあまり成績が良くない。
その上、馬券内に来た2頭はどちらも前年のマイルCSで馬券に絡んでいる。
つまり、6歳以上の馬についてもリピーター以外は消してしまって良いだろう。
マイルCSは前年の成績を参考にしろ
マイルCSはリピーターレースとして有名である。
同様にリピーターレースと呼ばれるレースはいくつかあるが、マイルCSには面白い特徴がある。
それが、前年からの挽回を起こしにくいレースだということである。
以下に直近過去10年で2回以上出走があり、馬券に絡んだことがある馬を載せる。
ジャスティンカフェ
2022年6着(阪神)
2023年3着
ソウルラッシュ
2022年4着(阪神)
2023年2着
セリフォス
2022年1着(阪神)
2023年8着
ダノンザキッド
2021年3着(阪神)
2022年2着(阪神)
2023年5着
グランアレグリア
2020年1着(阪神)
2021年1着(阪神)
シュネルマイスター
2021年2着(阪神)
2022年5着(阪神)
2023年7着
インディチャンプ
2019年1着
2020年2着(阪神)
ペルシアンナイト
2017年1着
2018年2着
2019年3着
アルアイン
2018年3着
2019年16着
ミッキーアイル
2014年13着
2016年1着
イスラボニータ
2015年2着
2016年2着
2017年5着
エアスピネル
2017年2着
2018年10着
フィエロ
2014年2着
2015年2着
2016年6着
ダノンシャーク
2013年3着
2014年1着
2015年10着
2016年4着
ダイワマッジョーレ
2013年2着
2014年9着
2015年17着
上記を見ると分かるように、前年と同一競馬場で開催されたマイルCSにおいて、前年馬券外だった馬が今年馬券内になったことは一度もない。
ミッキーアイルのみイレギュラーだが、3歳時に大敗したレースを5歳時に勝っているため、「前年」には当てはまらない。
つまり、阪神から京都への開催場所の変更を除けば、前年4着以下の馬は今年馬券になる可能性は極めて低いということだ。
これは京都芝1600mが他の競馬場のコースとは異なった特徴を持つコースであるということなのだろう。
反対に、同一競馬場で開催された前年に3着以内だった馬の成績は、2-4-1-7(複勝率50.0%)と非常に高い。(京都開催に限っても1-3-1-7の複勝率41.7%)
前年好走した馬は是非今年も狙っていこう。
以上がマイルCSの解説だ。頑張ってくれ。