見出し画像

G1大阪杯の馬券内馬はこう探せ【2024年更新】

息子よ、この記事を見ているということは君も競馬をやるようになったんだな。
君のことだから競馬でも勝ち続けているかもしれない。
だがな、競馬はやり続ける限りいつか絶対に負けてしまう。これはルール上仕方のないことだ。
この記事は競馬で負けて悔しいと思ったときに1つずつ読んでくれ。
親父の私が、これまでの数十年の競馬歴で学んだことをここに書いておく。

大阪杯の馬券内馬はこう探せ

G1で共通する消去データは踏襲しろ

まずは、君に以前から伝えていた通り、以下の項目は絶対に守ってほしい。

  • 芝G1で7歳以上の馬は買うな

  • G1で前走6人気以下、かつ前走4着以下の馬は買うな

もし、過去にこの項目に目を通していなかったら、このタイミングで是非この項目を読んでほしい。
以下に記事を載せておこう。

まずは上記の2つは是非守ってほしい。
大阪杯について語るのはここからだ。

大阪杯特有の条件を探せ

では、大阪杯特有の好走条件を探していこう。
大阪杯の最大の特徴は、「阪神の芝2000mでのレースであること」なのだ。

君は阪神の芝2000mと言ったら、どういう特徴を思い浮かべるかい?
おそらく、「コーナー4つの直線が短いコース」というイメージがあるんじゃないだろうか。

まずはそこからヒントを得たものである。

大阪杯は前目につける馬か、上り2位以内を狙え

阪神の芝2000mは小回りで直線が短いコースである。
そのため、基本的には前目で立ち回る馬のほうが成績が良くなる。
そして、この傾向が特に大阪杯では顕著に表れる。

G1に昇格して以降、4コーナーで半分より前につけた馬の成績は
勝率 13.3% 連対率 24.4% 複勝率 35.6%
一方で、4コーナーで半分より後ろになった馬の成績
勝率 0.0% 連対率 2.5% 複勝率 5.0%
と悲惨な結果である。

また、4コーナーで半分より後ろから馬券になった馬は全て大阪杯で上り2位以内を使っている。

ただ、「本番でどうなるかなんてわからないやん」なんて君は言うだろう。
ただし、この傾向は前走レースを見るだけでわかる

なんと、大阪杯がG1に昇格して以降、馬券になった馬は全て
・前走の4コーナーで半分より前にいた
・前走で上り2位以内を使った

のどちらかを満たすのである。

これで一気に信頼できる数値になったのではないかい?

重賞の実績馬を狙え

大阪杯はG1なのだ。
当たり前に聞こえるかもしれないが、これが非常に大事な要素になっている。

大阪杯がG1になって以降、前年以降の2000m以上のG1で馬券内になっている馬の成績
勝率 13.8% 連対率 34.5% 複勝率 48.3%
と、非常に高い。

また、G1になって以降の全ての馬券になった馬は1800m以上のG1,G2で馬券内になっているか、もしくは前走でG3の勝鞍がある
直近こういった実績がない馬は買うのを控えるのが良いだろう。

関東馬だけで切るな

ちなみに、君の世代でもまだ「関東馬は消せ」と言われていないかい?
私の時代では関東馬は全然大阪杯を勝てていない。
しかも、人気馬が出ても全て飛んでいく。

G1になって以降の大阪杯における関西馬の成績は
勝率 9.5% 連対率 19.0% 複勝率 27.0%
である一方、関東馬の成績
勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 4.5%
である。悲惨だろう。

だが、私としてはこれは単なる偶然だと思っている。
これが説明できる理由を私が持ち合わせていないからだ。

輸送の影響、レースの使い分けの影響、…
色々言われているかもしれないが、どれもあまりしっくりこない。

「自分の納得できないものは信じるな」
私の親から言われ続けた言葉である。君にもこのタイミングで送ろう。

私から君に伝えたいことは以上である。
最後に改めて書いた内容をまとめておく。

まとめ

  • 芝G1で7歳以上の馬は買うな

  • G1で前走6人気以下、かつ前走4着以下の馬は買うな

  • 前走の4コーナーで半分より前にいた馬か、上り2位以内の馬を狙え

  • 前年以降の1800m以上のG1,G2で馬券内か、前走G3勝ち馬を狙え

  • 関東馬だけで切るな

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?