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G1朝日杯FSの馬券内馬はこう探せ【2024年更新】

息子よ、この記事を見ているということは君も競馬をやるようになったんだな。
君のことだから競馬でも勝ち続けているかもしれない。
だがな、競馬はやり続ける限りいつか絶対に負けてしまう。これはルール上仕方のないことだ。
この記事は競馬で負けて悔しいと思ったときに1つずつ読んでくれ。
親父の私が、これまでの数十年の競馬歴で学んだことをここに書いておく。

G1朝日杯FSの馬券内馬はこう探せ

今週は朝日杯フューチュリティステークスだ。
先週に続いて、今週も2歳馬のG1が開催される。
先週の牝馬限定戦とは違い、今週は牡馬がメインとなるレースだ。

朝日杯FSの馬券内馬はこう探せ

朝日杯は阪神JFよりも厳しい消去データがある。

それが、「前走4着以下、もしくは前走4番人気以下は消し」である。

この条件に該当している馬の成績は過去10年で、0-2-2-77(複勝率4.9%)と好走率が非常に低い。
特に過去5年に絞ると、0-0-0-36(複勝率0.0%)とパーフェクトな結果だ。
これだけで毎年7,8頭は消去できるだろう。

ちなみに、これに加えて「前走1着、もしくは前走1番人気でない馬は消し」という条件を加えると、より消去できる馬が増える。
2つの条件に該当している馬の成績は過去10年で、0-2-2-86(複勝率4.4%)となり、過去5年では、0-0-0-40(複勝率0.0%)とこちらもパーフェクトな成績になる。

2歳戦のため、なかなか他に自信を持って推奨できるデータはない。
ただ、参考にいくつかの消去データを記載しておく。

朝日杯FSの消去データ

以下の消去データは阪神芝1600mで開催された過去10年の朝日杯FSのデータをもとに算出している。

  • 前走3着以下、かつ前走0.6秒差以上の負け

    • 過去10年:0-0-0-28(複勝率0.0%)

  • 前走上がり3位以下、かつ前走初角4番手以下

    • 過去10年:0-0-1-33(複勝率2.9%)

  • 芝1600m以上未経験、かつ前走京王杯2歳ステークス以外

    • 過去10年:0-0-0-31(複勝率0.0%)

最後の条件は、芝1600m以上未経験でも強い勝ち方をしている馬は今後データブレイカーとなる可能性もある。

おまけ

阪神JF同様、「阪神芝1600mと東京芝1600mのコース形態は似ており、京都芝1600mとは全く異なる」というのは覚えておいてほしい。

過去10年において、阪神芝1600mで開催された阪神JF、または朝日杯FSにおける東京芝1600mで勝利経験のある馬の成績は、9-7-6-22(複勝率50.0%)と非常に高い。

これを単勝オッズ15倍未満の比較的強い馬に絞ると、
阪神JF:4-4-3-7(複勝率61.1%)
朝日杯FS:5-2-3-2(複勝率83.3%)
と信じられないくらい好成績なのだ。

一方で、京都芝1600mで開催される場合は、東京芝1600mの好成績の馬とは相性が悪いことも覚えておいてほしい。

今週は以上だ。
朝日杯は上位人気が強いレースだが、上記を参考にして上手く穴馬を拾ってほしい!

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