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【競馬息子への手紙】ワイドで単勝21倍以上は買うな

息子よ、この記事を見ているということは君も競馬をやるようになったんだな。
君のことだから競馬でも勝ち続けているかもしれない。
だがな、競馬はやり続ける限りいつか絶対に負けてしまう。これはルール上仕方のないことだ。
この記事は競馬で負けて悔しいと思ったときに1つずつ読んでくれ。
親父の私が、これまでの数十年の競馬歴で学んだことをここに書いておく。

ワイドで単勝21倍以上は買うな

君は私の息子だから、どうせ穴馬が好きなんだろう。
あえて単勝50倍くらいの馬からワイドを買っていたりしないか?
私もその気持ちは凄くわかる。

だがな、1つだけ言っておきたいことがある。

ワイドで単勝21倍以上の馬を買うのはやめなさい。

なぜかって?
以前、君に「馬券占有率」の話をしたことは覚えているかい?
もし忘れたのであれば、以下の記事を先に読んでほしい。

こちらにも再度オッズ別の占有率を掲載しておく。

占有率

もしかしたら、この占有率の話にはピンと来ていないかもしれない。
そう思って、今回は少し違う切り口で占有率の話をしたい

さっきの記事で、私は「馬連で単勝11倍以上の馬を買うのはやめなさい。」と言った。
連対占有率を少し見ればわかるかもしれないが、単勝11倍未満の馬の連対占有率を足すと73%になる。

これを簡単に言うと、2着以内に来る馬の約3/4が単勝オッズ11倍未満の馬と言うことだ。
2着以内に単勝11倍以上の馬が来るのは約1/4、つまり2レースに1回という確率になる。
もっと簡単に言うと、全レースの約50%では単勝オッズ11倍未満の馬同士の馬連で決まるのだ

一方で、全出走馬のうち、単勝11倍未満の馬は約3割。
18頭フルゲートだとしても5頭程しかいない。
この5頭の馬連ボックスを買っていると、何も考えなくても50%は当たるのだ。

これだけでもほとんど当たりそうなのに、まだこれから君の予想で買い目を絞ることもできる。
さらにここから君の優秀な頭脳を使えば、50%以上の確率で当たること間違いなしだろう。

どうだい?勝てる気がしてきただろ?

この全レースの約50%が当たるというラインが、馬連では単勝が11倍未満、そして、ワイドでは単勝が21倍未満となる。

君が穴でたまに買っているような、単勝22倍以上の馬は馬券に絡むこと自体が全レースの半分もないのだ。
これを聞いてから、これまでの馬券の買い方を改めて見直してみてほしい。

ワイドで単勝21倍以上の馬を買うのはやめなさい。

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