(似非)魔法の言葉 002 「いい天気ですね!」
皆さん周囲との会話は弾む方ですか?
私は全く駄目な感じでネタ抜きで自分の事をコミュ障寄りだと思っています。
リアルの私を知る方がここにどれだけいるかはわかりませんが、基本的に外面ではコミュ障扱いされる事はないようです。小気味よく喋る方とまで言ってくださる方もいます。
その答は別に私のコミュ力云々ではなく「相手が会話をしようとしてくれるから」だと思うのですよね。
会話はキャッチボールと言いますがボールが飛んでくれば投げ返しますし、投げたボールが返ってくるからこそ次はもっと取りやすい球を投げたいなと思うわけです。
ではもし相手がキャッチボールをする気がなければ? それこそコミュ力の出番なのだと思います。 相手は天の岩戸の中ですから天照大御神が外の世界を覗きたくなる様な裸踊り話題を振る必要があるわけです。
しかし私の様な凡人はそんな小粋なトークをするだけのボキャブラリーは持っていません。
そんな時に引っ張り出されてくるのは先人の知恵となる会話ツール・・・たとえば「たちつてとなかにはいれ」です。
昨今先人の知恵どころか方々から玩具にされがちな「たちつてとなかにはいれ」ですが、今回はこの中からタイトルで触れた天気にあたる「て」の話を掘り下げるとしましょう。
そう、引き籠もってない限り地上で生活する上で天気は誰しも影響を受けるものであり、それ故に鉄板の話題として重宝されてきた訳です。
パターン1
A「いい天気ですね!」
B「はい。」
パターン2
A「いい天気ですね!」
B「雨やぞ。」
パターン3
A「いい天気ですね!」
B「おもろい話できんのなら黙っとれ。」
世界は辛く厳しい(;_:)
まぁぶっちゃけ相手以上に話しかける本人としては「天気なんてどうでもいい」のですよ。
では何故話しかけるかというとこちらがアクションを起こす理由というかイニシアティブを持っている事が多いからです。
別名「(来ないでほしい)俺のターン!」ってやつですね。
自分が上役だったり先輩だったり、相手を気遣う必要がある場合とでも言うのでしょうか。
勿論この辺は相手との関係や個人の性格も多く関わってきますけどね。
なのでそんな微妙な天気の話を振られる側の方も気まずいのはわかりますが「こいつ天気の話しかしねぇ!」と出来れば思わないで欲しいのです。
本人はアレで必死なんです・・・天気の話しかしない? 違いますよ。 話題を考えてはタブーかもと引っ込めての繰り返しで気がつけば「天気の話しか出来なくなっている」のですよ(笑)
そんな悲しい袋小路を再認識した上で、諦めずに天気の話を振ってみましょう。
パターン4
A「いい天気ですね!」
B「暑くて死にそうやわボケェ!」
やはり世界は辛く厳しい(TдT)
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