学校給食と牛乳容器
牛乳飲めばなんとかなる!
確か百姓な貴族様も似たような事を語っていた気がします。
昨今だと荒れがちな「牛乳の栄養素」の話ですが、私が小学生の頃の牛乳(ミルク)は栄養飲料として一強・・・迄はいかずとも
「ジュース? なら牛乳飲んどけ!」
的な安定した抑えのエース的な扱いを受けていました。
私自身も子供時代に何度も死にかかった際に「牛乳で命を繋いだ」という前述の牛乳栄養素論争に巻き込まれそうな個人的エピソードもあり、牛乳にはとても親近感を感じています。(但し真偽の程はわかりませんよ)
ぶっちゃけたところ「栄養素」云々の前に単純に飲み物として「美味しい」のです。
なので大量の牛乳廃棄のニュースには(ATM生活の為に牛乳を控える都合もあり)心を痛める日々です。
そんな牛乳ですが昭和から平成にかけてド安定の給食付属飲料であり、子供達の身体作りを支えてきた反面、苦手(味または体質)とする方々にとっては「毎日が地獄」だったろうなぁとも振り返ります。
これは牛乳というよりも学校給食の仕組みや教育的配慮の問題なんですけどね。
今回はその辺の(めんどい)話に踏み込む気は無く、単純にどういった容器で我々の前に届けられていたかを思い出してみます。
牛乳の配布形態は様々な種類があり、私は何度か転校した為か幸運にも複数の形態を楽しむ事が出来ました。
・三角パック(テトラパック)
まさに給食の牛乳と言えばこれ(当社比)でした。
容器製造の材料コストが小さいのが利点との事です。尚、陳列や輸送の手間は・・・
液体が入っている事を実感できる「ボワンボワン」とした触り心地も特徴的でしたね。感情や力の制御が出来ない子供が急に強く握って大惨事を引き起こした記憶も薄っすらと。
そういえば強力な武器(牛乳爆弾)として使う不届きな悪ガキも各地で散見されたと聞きます。(雑巾との最悪な化学反応による二次被害)
・四角パック
市販品そのまんまが多いので地域によって個性的なパッケージがあったと思います。三角パックもそうですが、飲み終わった後は軽くなる上に折りたたんで小さく出来るのはパックタイプの強みでしたね。あと三角パックより物理ダメージが大きいです(謎)
・瓶
風呂上がりの一杯に最高な形態です。
運ぶの半端なく重いんですよね(;´Д`)
あと意外と頑丈なんですが割れる時は割れるので安全性の問題がありました。ただ「瓶は割れるもの。ガラスは取り扱い注意。」という危険予知を学ぶ意味では時代を重ねる事に日常生活の常識を家庭で学ぶ機会が無くなっていった時代背景を考えるとデメリットだけでは無かった気もします・・・あれ、そう考えるとリサイクルの意識付けでも有用なのかな?
・ペットボトル(特別出演)
最近はともかく一昔前は中身が「牛乳」である限り「缶」同様に存在しなかった筈です。飲み残しに関してのリスク教育やコスト面さえクリア出来れば給食で見かけても不思議でないかも知れません。瓶もどきとかだと風情があって面白いかも? 但し悪ガキどもにとっては間違いなく武器に・・・
実際に給食を食べていたのがン十年前ですので最近の傾向はわかりませんが、様々な形を経て牛乳は手元に届いてたのだなぁと思います。
牛乳を取り巻く環境は年々厳しくなる一方ですが、給食に限らず今後も安定して牛乳を"楽しく"飲める世の中であれば良いですね。
最後に私個人のエピソードをもうひとつ。
元々好きな事と身長を伸ばしたかった為に毎日牛乳をがぶ飲みしていたら「家計が破綻するからやめろ」と言われました(;´Д`)
ちなみに身長は期待値以上は伸びません(とはいえ平均身長)でしたが度々の怪我や過酷な部活動を生き延びた事を考えると骨はやたら頑丈だった気がしますよ(゚∀゚) アリガテェ
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主にオチがつく感じの思い出話を語ってます。