【MD】新規で超強化!六花 [紹介編]
おはようございます。Gupta(グプタ)です。
今回はPOTEの新規カードにより格段に強化され、大会環境でも活躍できるようになった六花デッキの紹介です。
新しい六花は、良質な妨害が毎ターン維持できる中速デッキとして生まれ変わりました。早速見ていきましょう。
デッキレシピ
新規前の六花を触ったことがある人ならこう思うはずです。
「展開札こんなに少なくて回るの?」
大丈夫です。新規によって六花のギミック内だけで動けるようになりました。むしろ、六花以外のカードを入れるほど弱いくらいにギミックが強くなりました。
ここからは、六花ギミックのカードを1枚づつ解説していきます。
六花のひとひら
毎ターン勝手に蘇ってくるセアミンみたいな強さです。
新規の六花ではこのカード1枚から2妨害+リソースを作ることができます。
ローンファイア・ブロッサム
植物の最強初動。レベル関係無くデッキからあらゆる植物族を特殊召喚できます。名称ターン1ではなく、自身以外をリリースしても良い点、リリースがコストで、除外される場合でも問題なく使用できる点も強いです。
にん人
汎用レベル4植物。中盤以降に絢爛の追加効果でサーチし、リソースとして使います。このレベル4の1900打点がとても強く、レベル調整、リーサル要員として活躍してくれます。
六花精プリム
《転生炎獣ガゼル》などと同じように非公開領域からの特殊召喚のため、絢爛でリリースしサーチしてそのまま特殊召喚することができます。
六花のしらひめ
最強新規カード①。特に理由なく自己SSできる効果を持ち、自分フィールドに【六花】モンスターが存在する場合、コストで手札墓地のこのカードをデッキに戻し、自分フィールドの植物族モンスターをリリースして、相手のモンスター効果を無効にすることができます。意味不明。
どうせ植物族しか出さないのでデメリットなく特殊召喚でき、意味不明な動きで相手モンスター効果を無効にできます。普通に誘発も止められます。
六花精ボタン
自己SSしてもフィールドのモンスター数は変わりませんが、サーチ先の六花魔法罠がとても強力です。植物族モンスターの効果で特殊召喚すれば良いため、《ローンファイア・ブロッサム》で特殊召喚しても効果を使用できます。
六花精スノードロップ
ランク8を正規召喚するために必要なカードになりますが、レベル調整にかなり自由度が高いのが特徴です。
六花絢爛
今までリリースするコストが重く2枚サーチが使いにくかったですが、新規によって積極的に使用するようになりました。追加サーチ先は同じレベルの植物族ならなんでも良いのが特徴です。
六花来々
最強新規カード②。名称ターン1で六花モンスターが存在する場合にデッキから【六花】魔法罠カードをセットする効果、1ターンに1度【六花】カードのコストで自分フィールドの植物族をリリースする代わりに相手モンスターをリリースすることができます。は?六花魔法罠をセットする効果はうららを受けず強力です。そして、六花版シャドウディストピアのような効果を持っています。相手モンスターをコストでリリースするので本当に強く、地味に②に名称ターン1がついていません。
《六花のしらひめ》の②、《六花精ボタン》の①、《六花精スノードロップ》の①、《六花精ヘレボラス》の②、《六花絢爛》、《六花の薄氷》、《六花深々》に対応しています。
六花の薄氷
このターンの効果発動を封じる効果は起動効果しか妨害できず、誘発、誘発即時効果は止めることができません。しかし、モンスターをリリースして発動することで、このターンコントロールを得て除去として利用できます。
六花聖ストレナエ
植物4X。リソース回収、リリースされるとEXから様々な妨害モンスターを引きずり出せる優秀なカードです。EXのストレナエの数が経戦能力に直結するので3枚欲しいですね。
六花聖カンザシ
あんまり使いませんが、EXに1枚あると対応力をあげられます。対烙印やリーサルを取るのにも使えます。
No.87 雪月花美神クイーン・オブ・ナイツ
正規召喚はしないカード。ストレナエで出せるモンスターで唯一魔法罠への牽制ができるカードです。普通にリーサルを取る使い方もできます。
森羅の守神 アルセイ
回りくどいですが、デッキトップの宣言を外すことでフィールドのカードをデッキトップまたはデッキボトムに置くことができます(ちゃんとEXにも戻せます)。お好きな禁止カードやクソカードを宣言してどうぞ。
除去としても強いですが、相手の腐っているカードをトップ固定することで詰ませに行くことができる強力なカードです。正規召喚から2回効果使用を狙うことも多いです。
六花聖ティアドロップ
六花名称を持っているためストレナエから最も出すカード。正規召喚もよく行います。フリチェで自分モンスターもリリースすることができるため、ストレナエ+ティアドロップから8500リーサルを取ることもできます。
神樹獣ハイペリュトン
自分ターンには無防備になってしまいますが、数少ない無効持ちです。《森羅の舞踏娘 ピオネ》が登場すると《光の王 マルデル》を利用して正規召喚ができるようになります。
天霆號アーゼウス
エクシーズ最終兵器。しかし植物族縛りが付きやすい関係上、あまり活用はしません。植物族縛りが付かない展開も一応でき、全体除去が欲しい場合に狙うことになります。お守りです。
サンアバロン、サンヴァイン
初動が死ぬほど弱い時、変な誘発を受けた時などに使います。死なないと嬉しいなぁ程度の気持ちです。金謙のコストだと思っておいて良いです。
アロマセラフィ - ジャスミン
植物族が並ぶがレベル調整ができない場合や、どうしてもアクセスしたい植物族がいる場合に使います。ピオネはよ。
基本展開
次に六花の基本展開を紹介します。このデッキの初動展開は1ルートになり、状況により応用していきます。
①:《六花のひとひら》を召喚、効果で《六花精ボタン》をサーチ
②:《六花のひとひら》をリリースし《六花精ボタン》をSS、効果で《六花来々》をサーチ
③:《六花来々》を発動し、《六花絢爛》をセット
④:《六花精ボタン》をリリースし《六花絢爛》を発動、《六花精プリム》《六花のしらひめ》をサーチ
⑤:《六花精プリム》《六花のしらひめ》をSS、2体で《六花聖ストレナエ》をX召喚、しらひめをコストに墓地の【六花】カードまたは植物族モンスターを回収。
一見するとリソース回収したのみでストレナエが棒立ちしてるように見えますが、ちゃんと しらひめのモンスター効果無効+しらひめのコストを来々で肩代わりさせるorストレナエで妨害を出す の2妨害を構えています。
この盤面はとても強く、場のモンスター、魔法罠、墓地効果に妨害が分散しつつ手札誘発も抱えることができます。
また、途中でサーチする札を素引きした場合、返しのターン用のしらひめや来々、3,4妨害目となるうすらいを持ってくることができます。
また、相手によって柔軟に盤面対応することができるのも特徴です。
【サンアバロン】との違い
【サンアバロン】は《聖種の地霊》1枚から爆発的な展開をし、超強力な盤面を作る植物族の高速展開系デッキです。このデッキはアクセス手段の豊富な1枚初動で、植物族のカードを総動員して封殺盤面を作れるのが特徴です。一方、六花はメタ耐性の高いコンパクトなギミックで毎ターン妨害を構えて戦う、中速域のデッキです。
よって、サンアバロンデッキにサンアバロンの展開,妨害補助として六花ギミックが入ることはあっても、六花デッキに制圧用としてサンアバロンのギミックのカードは入りません。
あと、六花の方がかわいいです。
六花の強みとは
《六花のしらひめ》《六花来々》の登場により、今まで単体性能としては強かったが、テーマとしてのかみ合いがいまいちだった【六花】カードたちがしっかりかみ合い、他デッキにはできない強力な妨害ができるようになりました。また、ギミックがとてもコンパクトで誘発受けも良く、対戦相手によって展開,妨害を切り替えて戦える柔軟なテーマとなりました。展開途中でリソースを十分に確保でき、長期戦に強いのも良い点です。
この強みの詳細については[実践編]でお話ししたいと思います。
まとめ
突然の新規カードMD実装で、一瞬だけ話題になった六花ですが、大会環境でも戦えるほどほどに強いテーマとなっています。シークレットパック1つでほぼ全てのカードが揃うので是非組んでみましょう!
追記
DC(2023/03)にて、勝率75%超えで1st突破しました!
コズ2うさぎ2→羽1泡1パンクラ2 に調整しました。
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