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【ガールズ・インタビュー 04】普段の生活では会えない人との出会い(高木 真理菜さん)

女子中高生のためのエンパワーメントプログラム、Girls Unlimited Program(GUP)。
今回は2017年に開催したGUPにガールズとして参加してくださった高木真理菜さんへ、GUPとの出会いや未来のガールズへの想いを伺いました。(肩書きなどは2021年のインタビュー当時)


GUP参加当時のこと

大学に勤務している親戚の紹介で、GUPのことを知りました。国内に留まらないグローバルな活動であり、普段の生活では知り合うことのない人たちとの出逢いがありそうだったため、応募しました。GUPに参加する前の夏休みに、シンガポールへの交換留学に参加しました。そんな経験もあって、国際的な活動に興味がありました。

GUPに参加してみて、自分と同年代のガールズたちがこんなに高い志をもって行動をしているということにただただ驚きました。グループワークでは、自身の興味だけでなく、他のワークショップやイベントについて話をしていたり、普段の学校生活では出会うことのないガールズと出逢うことができたと感じました。自発的、且つ、積極的に何かに取組んでいる参加者と出会えたことで、私自身もそのような姿勢を持つように心掛けるようになりました。

一番印象に残っているのは、ゲストスピーカーとして講演された、宇宙飛行士の山崎直子さん(※1)のお話です。宇宙飛行士に女性は少ないけれど、それでも自分がやりたいと思って努力を続けた意思の強さと、自身がやりたい事に向き合う姿勢にとても感銘を受けました。
 
GUPの魅力の一つは、同年代の志の高いガールズと交流することで、自分の物事や考え方の視野が広がることだと思います。ガールズやメンター、スタッフの方々と過ごすこと自体が、非日常な体験に溢れているので、自分自身の刺激にもなります。そして、様々な活動を通じて沢山の勇気をもらえることも、魅力だと思います。

現在、そして未来

GUPに参加してから、カナダへ短期留学を経て、自分の将来や、女性のリーダーシップについての興味が芽生えました。特に女性の視点で経済学を学びたいと考えるようになり、今は、大学で組織論などについて勉強しています。

将来の夢は、まだ決まっていないです。今、まさに自分が何をやりたいのかを考えている最中です。自分のやりたいことを見つけるために、大学主催のダイバーシティウィークに参加し、SNSと人権などについて考えるイベントに参加するなど、色々なことに挑戦しています。最近は、心理学にも興味がでてきました。

ガールズに一言

何かに参加してみようと一歩踏み出すことは、勇気がいることだと思います。でも、その勇気を振り絞って一歩を踏み出して、参加した後に、後悔したことは私は一度もありません。その一歩で視野が広がり、考え方も変わる。GUPも、その1つです。自分には自信がないと感じている人こそ、GUPに応募してみて欲しいです。私自身が、その自信がないと感じていた一人だから。

高木 真理菜 さん(大学生)
GUP参加年度:2017年(高校1年生の時に参加)


※1 山崎 直子(やまざき なおこ)宇宙飛行士。2010年、日本で二人目の女性宇宙飛行士として、国際宇宙ステーション(ISS)の組立・補給ミッションに参画した。


→過去のGUPプログラム開催レポートや最新の開催予定をチェック

→Girls Unlimited Program(GUP)のホームページはこちら


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