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【ガールズ・インタビュー 07】GUPの学びが全ての出発点でした(M.T.さん)

女子中高生のためのエンパワーメントプログラム、Girls Unlimited Program(GUP)。
中学3年生時にGUPに参加したM.T.さん(仮名)に、GUPに参加した理由やその後留学したアメリカでの経験についてインタビューしました。「(肩書きなどは2021年のインタビュー当時)


私は中学3年生でGUPに参加しました。両親の影響で、自然と国際的な体験に興味がありましたが、海外での学びにチャレンジしたいと思うようになったきっかけは、GUPでの経験があったからです。同世代の仲間と夢や目標を共有したり、今も私の憧れである山崎直子さんをはじめ人生の先輩方に話を聞いたり、ここでの学びが全ての出発点でした。

出会いは偶然、だからこそ話せることがある

学年も育った環境もいろいろな子がいて、驚きました。自分なりには活動していたけれど、同い年の子が、自分のプロジェクトを社会に広げてすごいと思いました。正解は一つじゃないと実感しました。皆、同じように夢や悩みを持ちながらも、それぞれ違う方向に進んでいくと感じました。メンターの方と話し、家族以外の大人の考えや生き方について知ったことで、社会を、具体的なイメージを持って感じるようになりました。

よく考えたら数回しか会っていないのに、濃い時間を過ごしたから、今でも仲間です。学校のつながりでも家族でもないこの関係だからこそ、できる話があると感じます。参加時のノートを見返したり、同窓会で近況を聞いたりするたびに刺激を受け、自分もがんばろうと思います。

日米をつなぐ存在になりたい

その後、高1の夏から一年アメリカの小さな町に留学しました。右も左も分からなかった私に、現地の友達やホストファミリーがとても親切にしてくれて、人の明るさと温かさに何度も救われました。マーチングバンドでアメフトの試合のインターバルや、幼稚園・老人ホームで演奏しました。またミュージカルで舞台に立ったりしました。人との縁が新しい活動につながり、充実した時間を過ごしました。

帰国後は、他の留学経験者と、教科書の原爆についての記述を比較するプロジェクトを行っています。現地の高校の歴史の授業で習った時に、違和感を感じたからです。お互いの認識が違うことを知り、話しあえば、対立も生まれにくくなるのではないかと考えています。将来は、アメリカの政治経済などを勉強し、日米の交流に貢献する仕事がしたいです。

ガールズに一言

中学生は、グループの中では年下になるので少し気がひけるかもしれないけれど、ここは先輩後輩や上下関係もなく敬語もなく、とても話しやすい場所です。勇気を出して参加してみてください。

M.T.さん(高校3年生)


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