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食品パッケージでイライラすること

こんにちは。グンゼの前原です。
プラスチックフィルムを製造しているグンゼで培った経験を活用して、
noteでは 食品パッケージに関する雑学や豆知識を提供しています。

梅雨明けしたと思ったら、灼熱の日々。蒸し風呂のようです。
前回も書いた通り、かなりの癖っ毛なので梅雨時期になると髪の毛がボサボサなので梅雨明けは本当にありがたい。(まあいつもボサボサなんだが)

さて、私の髪の毛のように 「うまくいかない」ことってよくありますよね。
職業柄、食品パッケージを常にチェックしている人間としては『それは物理的にしゃーない』と諦めていることも、一般の方からすると イライラしながら対応していることも間々あるのではないかと思います。

9年前のデータにはなりますが、“イライラしてしまう「開けにくいパッケージ」ランキング 1位から10位” という記事がありました。
https://ranking.goo.ne.jp/ranking/30332/

1位.CDのフィルム
2位.豆腐のフタ
3位.スナック菓子の袋
4位.DVDのフィルム
5位.コンビニおにぎりのフィルム

まず、1位と4位に違和感がありますね… さすがに9年前というデータ。
もはや哀愁感すら漂っていますね。他にも卵パックやヨーグルトのフタ等もランクインしてましたが、最近不都合を感じたことがないという事は、企業努力で改善されているのでしょうね。

個人的にどうしようもないと分かっていてもイライラするのはこれ。

1.醤油の小袋がぬるぬるして切れない、勢い余って切ると醤油が飛ぶ
2.PETボトルのラベルがうまく剥がれない
  (特に2ℓは接着剤でフィルムが残る)
3.ブリスターパックが固すぎて全く開かない。指が切れたことも。
4.ビンのふたの中にある封止剤シールが驚くほど掴みにくい、剥がせない

言い出したらキリがないですね…笑

なぜ開かないのか、はちゃんとした理由があります。企業さんも分かってはいるがどうしようもないというのが本音。改善すれば大規模な設備投資や大幅なパッケージ思想を変えないといけない。これは結構大変なんです。

レトルトパウチの袋を開ける時に、イラッとしたことは誰しもあるはず。
なんでそうなるのか、を解説した動画を作りましたので、是非。
この動画を見た後にレトルト食品を食べたら『それは物理的にしゃーない』と感じて頂ける方が一人でも増えてくれることを祈って。

ではまた!







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