権利収入とは?メリットとデメリットを経験者が解説

不労所得と並んで現代社会で話題に上る「権利収入」について皆様はどうお考えでしょうか。「権利収入って何?怪しそうだし、何だか不労所得より難しそう…」というイメージを持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

おそらく、権利収入という言葉を広めたがっているのは、アムウェイに代表されるようなネットワークビジネス(MLM)ではないでしょうか? 

私は、ネットワークビジネスに他人を勧誘したことはありませんが、ネットワークビジネスとは知らずに、セミナーに参加したことはあります。

特に沖縄は、横の繋がりを重んじる土地柄なので、ネットワークビジネスの被害者が加害者となるケースがありますので、皆さんも気をつけてください。

権利収入とは何か

権利収入とは、自分の所有する権利によって収入を得ること。分かり易く説明すると、働かずにお金を手に入れられる仕組みということです。

これは、世間でも認知が広まっている「不労所得」と同じ意味の言葉になります。当然、軍用地も権利収入に当たります。

権利収入の種類

印税
本やCDなどを出版し、その販売物の価格と売上数などによって収入を得る仕組みが印税です。
著作物を作る労力はかかりますが、出版後は働くことはなく利益を手にすることができます。
また、再版などを重ねるたびに収入を受け取ることができるので、ベストセラー作家になれば中長期的な収入源とすることも可能です。ちなみに、私も軍用地投資入門で僅かな印税収入を得ています。

株式の配当金
株式投資というと、株の売買によって利益を生み出すといったイメージが強いかもしれません。しかし、株式にも配当金が存在しており、株式を発行した会社が利益を上げると株主にもその利益が分配されます。

この配当金は、多くの企業では年1~2回に分けて支払われ、保有しているだけで支払われる仕組みです。

不動産投資
不動産投資では、物件を購入し、その物件の入居者から家賃収入を得ることができます。

物件の購入や管理などに費用がかかりますが、一度購入し入居者が集まれば、家賃収入を入居者の退去まで受け取ることができます。

また、購入した不動産自体にも資産価値があるため、不動産の売却によってさらに利益を得ることも可能です。

アフィリエイト
アフィリエイト、とは成果報酬型広告と呼ばれる、インターネットでの広告です。ブログなどのサイトを運営し、そのサイトに広告を掲載。そして、サイトの訪問者がその広告し、商品などを購入した時に収入を得ることができる仕組みとなっています。

アフィリエイトと似たもので、広告クリックされるたびに収入を得ることができるクリック型広告や広告を掲載するだけで一定の収入を得ることができる固定費型広告などがあります。
実は、私もアフィリエイトをしており、月に数千円~数万円の収入があります。

自動販売機
自分の所有する土地などに自販機を設置し、場所代として売上の数%を収入として受け取ることができます。
私が所有しているアパートに自販機を設置しようか検討中です。

上記以外にも権利収入はあるでしょう。こういった権利収入があれば、ぜひ、コメントをお願いします。

権利収入のメリット

権利収入のメリットは大きく分けて2つあります。

1度仕組みを作れば、働かずに収入を得られる
権利収入の1つ目のメリットは、1度収入を得られる仕組みを作ってしまえば、その後は労力をかけずにお金を受け取り続けることができることです。

初期投資や始めるために必要な仕組みを作成した後は、その仕組みが代わりに働いてお金を稼いでくれます。そのため、仕組みづくりの後は働くことなく収入を得ることができるのです。

労働収入からの脱却
権利収入の対義語として、労働によって収入を得る「労働収入」があります。

労働収入では、会社での勤務などにより時間的拘束、労働の義務が発生します。しかし、権利収入ではこのような時間的な制約はありません。

そのため、自由な時間を手に入れることができ、時間と労力をお金に変換する労働収入から脱却することが可能です。

権利収入のデメリット

反対に、権利収入のリスクやデメリットは2つあります。

収入が安定しない
印税であれば売上、アフィリエイトであれば商品の購入数、不動産であれば入居者の退去など、こちらでは運営が難しい可能性も存在します。
そのため、会社員のように毎月決まった給料をもらうといった安定性には欠けていると言えるでしょう。株式配当金については、企業経営次第では、配当金が減らされたり、無配となるケースもあるようです。

収入を得るようになるまでに長時間を必要とする
たとえば、印税を得るには、出版社に企画書を提出し、商業出版として、著者デビューするには、1000人中3人といわれるくらいハードルが高いです。
不動産屋や自販機も、初めに良い立地を探さなければがいけません。これが一番苦労します。

まとめ

今回の記事では、権利収入とは何か、そしてその種類とメリット・デメリットを紹介させていただきました。

ネット上には、「簡単にできる~、月に権利収入○百万円」などと直ぐに儲かるなどと煽る情報が氾濫しています。

ここで注意したいのは、簡単に儲かるということは、後から参入してくる競合相手がどっと押し寄せてくるので、ほんの一時的に儲かるかもしれませんが、今後も儲かり続けることは絶対あり得ないのです。

現代社会において、労働収入という1つの収入源に絞ってしまうことはあまり好ましくありません。

なぜなら、終身雇用制度が崩壊し、会社が労働者の生涯雇用を保証してくれるわけではなくなってしまったからです。

そのため、権利収入のように会社に頼らず、会社での労働以外でお金を稼ぐ手段を持つことは非常に重要になっています。

まずは、自分でも出来そうな権利収入から初めてはいかがでしょうか!

最後までご覧いただきありがとうございます。
出会いに感謝です!

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