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編地にちょっとした変化を持たせる タック柄手袋
さて今回は「タック柄の手袋」を試作してみました。
タックとは「ピンで留めること」のようですがニットの場合はどちらかというと
「編んだ編地に糸を引っ掛ける」といった表現が適当かもしれません。
ループを作らず引っ掛けるコースを作っていくことにより「タック柄」が出来ます。
上の手袋のウロコのようにポコポコっとなっている部分がタック柄です。
このタック柄を使って二色の違う糸を引き揃え(2本の糸を一緒に編み込む)で編むと…
こんな感じになります。
通常の引き揃えで編むよりより柄がランダムになります。
手首の部分が通常の引き揃え柄なので比較してみて下さい。
ランダムになりつつ黄色の糸がドットのように出てなかなかかわいい編地になっています。
実はこの「タック柄」は編地の雰囲気が良くなるだけでなく、
『生地が縦横によく伸びるようになり』『少し厚みが増す』んです。
これはニット手袋にとっては大きなメリットですね!
さらに着け心地もやわらかい~^ ^
生地をびよーんと伸ばしてみると普通の天竺編みとは違うパターンで編んでいるのが分かります。
以下パターンが面白かったので色々な色の組み合わせで「タック柄手袋」を編んでみました!
少々奇抜で個性的な組み合わせだったり
同系色やトーンを合わせて渋めにしたり
「タック柄」の手袋、かなりいい感じです!
…なんだか今回までの手袋…みんな指先がちょっと角ばってますね…?
次回は指先のカタチを検証してみようかなっ!
to be continued...