渋谷区長に向けたハロウィーン手紙要望書
渋谷区長 殿
「2024年度の渋谷ハロウィーンに新たな施策要望」に関する要望書
下記の件に関して、以下のように提案を申し上げます。
記
2024年度の渋谷ハロウィーン施策:安全性、創造性と経済効果を多角的に考慮を要望
要望の経緯
拝啓、時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。私はアルゼンチン出身で、2007年に文部科学省の国費外国人留学生として来日し、2012年より8年間、渋谷区の一員として生活を享受してきました。現在は渋谷のオフィスにてAI生成技術の開発に従事しております。
私は高校時代より日本の文化に深く魅了され、友人と共にブエノスアイレス市で5千人規模の「日本文化紹介イベント」を主催し、その中で「コスプレ衣装コンテスト」が特に盛況となりました。これにより、国内外を問わず、ハロウィーンを通じて若者がキャラクターに扮し、クリエイティブな発想を共有する重要性を認識しました。
毎年渋谷ハロウィーンに参加し、何週間も準備を重ねる喜びを感じてきました。渋谷の繁華街が年一の大イベントに彩られる光景は、国内外からの観光客を引き寄せ、地域経済にも大きな貢献をもたらしています。
しかしながら、2023年ハロウィーンにおける安全対策の強化は重要でありながら、その副作用として若者の創造力や渋谷ハロウィーンの魅力が損なわれること、観光客の減少や地域経済への影響を懸念しております。
そこで、2024年度の渋谷ハロウィーンに向けて、以下の提案をさせていただきます。
寄付制度の導入
渋谷ハロウィーンの参加者から任意で500円の寄付を募り、感謝の意を込めて限定の可愛い「ハチ公リストバンド」を進呈する制度を導入することを提案します。寄付は渋谷区の安全対策強化や地域活性化に活用され、1日で約2億円の資金調達が期待できます。
代々木公園への誘導
渋谷の繁華街の混雑を緩和し、より安全な環境を提供するために、代々木公園をハロウィーンの新たな会場として活用することを提案します。代々木公園のイベント広場は広く、通年様々なイベントやフェスティバルが開催されているため、十分なキャパシティと安全性が確保でき、最も適切な場所だと認識しております。
リストバンドの販売チャンネル拡充
リストバンドの購入混雑を避けるため、都内のコンビニエンスストアや電子マネーでの事前購入が可能とすることを提案します。
行動経済学の利用
行動経済学の原則を活用し、参加者の安全で健全な行動を促進する施策を考慮することを提案します。
パートナーシップの形成
渋谷区がすべての責任を負うのではなく、地域企業やイベント主催企業との協力体制を築き、安全かつ楽しいハロウィーンの実現を目指すことを提案します。
推奨する企業との連携例
1. GMOインターネットグループ株式会社
GMOは大型フェスティバル「EDC JAPAN」などを主催し、イベントの成功実績があります。渋谷ハロウィーンの安全対策やプロモーションにおいて協力を仰ぐことが有益と考えます。
2. 株式会社ネイキッド
ネイキッドは新宿御苑x NAKED「NAKED紅葉の新宿御苑2023」などのクリエイティブなイベントを成功させています。ネイキッドとの連携により、渋谷ハロウィーンをさらに魅力的で革新的なイベントに進化させることが期待できます。
3. チームラボ株式会社
チームラボは、福岡の「舞鶴公園・チームラボ福岡城跡光の祭」など独創的なイベントを展開しており、渋谷ハロウィーンのクリエイティブな展開において協力を得ることが有益と考えます。
区のさまざまな取り組みにおいて、特に渋谷ハロウィーンのような地域イベントにおいて、安全対策や地域活性化の推進などに関与できる機会を持ちたいと考えております。
何か協力できる事項や、区のプロジェクトに関わる機会がありましたら、何卒ご連絡いただけると幸いです。また、私の提案や意見に対して何かご意見やフィードバックがありましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。
以上、渋谷ハロウィーンが若者の創造性を育むプラットフォームとして、さらに発展し続けることを願っております。何卒、提案にご検討いただき、渋谷区の未来に対する貴重な貢献としていただければ幸いです。
敬具
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