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悲しきモンスター

転職系webサービスでコンピテンシーやら性格特性やらの検査をすると、かならず「共感・同調」系の能力が最低に振り切れるのですが、これはどういうバグなんでしょうか?

孤立した状態での作業に対する異常なストレス耐性があるとか、意思決定する際に周囲の意見に全く影響されないとか、俺のことを何か悲しいモンスターのように判定してくるこれら検査、診断に憤りを隠せません(だいたい合ってるしわりとうれしい)

この手の検査で俺の共感・同調がゼロになるのなんて当たり前なんじゃよ。「とてもかわいそうな人が、苦労の甲斐あって幸せになりました。あなたはこの話を聞いて嬉しいと感じますか?」というような設問で、俺が嬉しいと感じる訳がないじゃない。最も適切な回答は「知らねえよ」なのですが、それがないから「まったく嬉しくない」を選ぶしかないじゃない?むしろ設問に対する怒りなんだよなこれは。

だいたい、設問の内容からどんな検査項目なのかを類推しちゃうじゃないですか。ああ、これは共感性だなとか、サンクコストに関する設問だなとか、囚人のジレンマじゃんとか。結局、結果が自分のセルフイメージに近づくように回答をコントロールするから、出てきた結果は俺が俺をどうイメージしてるかに近づく訳なんですよ。

鏡にうつった自分を見て、ほら!俺じゃん!と言ってる様子を思い浮かべてみましょう。それがだいたい俺です。なんなんこれ?これなんなん?なくなくなくなくなくsay yes?僕は死にまshame!(太宰治へのリスペクトを表明しながら終了)

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