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何かがおかしい何かが

遂に長男が小学生になり、電車のきっぷを買うことになった。最寄駅で一緒に子供用きっぷを買ってみよう、となったのだが、ここで不審な様子の夫婦に出くわしたのである。

(1)おそらく50〜60台と見られる夫婦らしき二人連れ。いずれも目つきが不審。不審ポイント+1

(2)男性のジャケット、およびパンツがめちゃくちゃ派手。派手というか品のない柄モノ。品がないとか言っちゃて、言うて俺も品は無いが、自分のことは棚に上げて不審ポイント+3(それくらいすごいパンツやった

(3)券売機2台を占有し、チャージ&領収書発行を連打している。不審ポイント+5

(4)最寄駅は券売機が2台しか無いので、子供用きっぷを買えずに待っている間、ちょっと大きめの声で「オイ!なんでやねん!」と長男のボケにツッコミを入れたところ、領収書連打おばさんがビクっとしてこちらを振り向いた。不審ポイント+3

結局、なんでやねんに驚いたおばさんが一旦移動し長男が子供用きっぷを買ったのだが、そのあと戻ってきてチャージ&領収書発行を再開していた。0円で領収書を量産する手口なのか?

ところで、見た目や物腰、振る舞いなどは人を判断する時にまず重要だ。アレな格好をや風体をしていて意外に良い奴、というケースも当然あるが、目立つのはとりあえずマークしておいて損は無い。

駅とか電車とか公道とかに行き交っている人間は基本的に野生の動物と同じ扱いをしておいた方が安全管理上よく、不審ポイント3くらいの段階で遠ざかっておくとトラブルを避けやすい。

通行人の危険度を判断する材料は外見、振る舞いしかないので、妙な感じが少しでもあれば距離を取っておくのが東京における日常生活のリスク管理の基本だと私は考えている。

ただ、これは個人の判断でそっと避ければいいだけの話で、広く「変な奴がいたぞ!」と呼びかけるような必要性のある話ではない。

長男の小学校から不審者情報として回覧されてくる内容を見ると「子供にスマホを向けた」というような事例が不審者扱いされていて、自意識過剰では?と思う。当たり判定がデカい自称「善良な市民」ことクレーマーに比べれば、柄モノパンツの領収書量産型おっさんの方がマシだよなー、という気はする。


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