アドベントカレンダー日記22日目
今日から遂に「死の秘宝Part.2」!最後になりました
朝起きてとりあえず開封するのもあと3回……
とっても寂しい……
24日には全体を通しての感想述べていきたいですね
というわけで張り切っていきましょう
22日にPart.2です
なんだか縁起がよさそう
さて、組み上げましょう
あっ!
これは……!!!!
「グリンゴッツ銀行を守るドラゴン」だ!!!!!
わたくし、何を隠そうハリー・ポッターにハマった理由が……
グリンゴッツ銀行!
賢者の石で初登場した際、ハグリッドに連れられてダイアゴン横丁へ訪れ、「魔法界のお金が必要だ」と初めてハリーが触れる「異世界」こそがグリンゴッツ銀行です
ゴブリンが管理している銀行で、魔法界唯一の銀行組織です
私はグリンゴッツ銀行が大好きです
理由は、以前のアドベントカレンダーでも少し述べた、「実在性」を高める存在であることです
ハリーポッター世界では、あまりお金については出てきません
いかんせん、ここら辺は物語としては「どうでもいい部分」です
なぜなら、ハリーが大金を持っていても、魔法界から支援があっても物語の破綻は起こりませんよね
そもそもホグワーツは無料ですし
ある程度学用品が手に入れば、「魔法界のお金の設定」などはどうでもいいわけです
実際、その後、金庫が出てくるのはこの死の秘宝にて、レストレンジ家の金庫へ行くまでは、銀行はほとんど関わりません
ハリーポッターでお金関係でどうこうする話もありませんしね
べつに、マグルの通貨と同じでも何の問題もありません
ですが、この銀行が登場したことで、魔法使いは独自の通貨を使用していることが判明します
そもそも設定によれば、魔法使いの金銭計算は魔法で行われます
そのため、その理屈ならば「何処のお金で払ってもいい」ということも分かりますね
つまりは、「為替の問題でもない」という点
また、この魔法通貨は国ごとに異なるそうで、北アメリカにて、ガリオンに対応する通貨は「ドラゴット」というそうです
それらを踏まえれば、魔法界は「徹底的に隠蔽されている」という事実、そして、「隔離しなければならなかった理由」があるということが分かります。同じにしようと思えば、簡単ですからね。社会的にも、物語的にも
その理由は定かではありませんが、ここまで徹底して「生活を分ける必要性」があったということは、その背景にあるストーリーを想像せざるを得ません
ここで思い出すことは、「杖の素材」です
魔法界では杖に様々な素材が使われますが、芯として使われる、魔法生物の体の一部は、マグルの世界には存在しませんよね
つまり、通貨自体が「魔法界にしか知られていない特殊素材」な可能性もあります
今回のレゴにいる、ドラゴンとかも完全にその類ですね(レゴ要素回収)
そもそも、あれだけマグルと近い位置にありながら、魔法生物を隠蔽しきっているわけですから、流通に関しても、同じでは都合が悪かったのかもしれません
設定上、日本の魔法界にも通貨はあるのでしょうし、ダイアゴン横丁的な商店街があったりするんですかね
日本の魔法通貨は、恐らく日本魔法省管理なんでしょうね
っぽいなぁ~。日本っぽい
あぁ~~夢広がる~~~~
どんな作品においても、通貨が定まっていて、それが意味を持っていることは夢が広がりますよね
「通貨」というものを持つことは、すなわち「所属」を意味します
漫画「カイジ」においても、帝愛から地下労働を強いられる債務者たちは「ペリカ」という独自通貨を持たされていました
これは、「地上では使えない管理されたお金」を意味し、彼らの束縛に一役買っています
それと同じく、魔法界でも独自通貨を以って魔法使いたちを束縛しているのかもしれません
ある意味では、一つの世界に二つの世界が両立することによる「歪み」であり、相容れない二つの世界が存在することの象徴でもあります
ハリーポッターでは「マグルと魔法使いの調和」みたいな話はしてませんからね
あくまでも、混在する二つの世界を描く物語です
魔法通貨というのは、その明確な断絶を描くための装置なのかもしれませんね
いっぱい書いてしまいました
それではまた明日