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【3年生】「半日で郡上の子にします」ー美並の歴史から自然の魅力まで。3年生が小学生を案内しました!


こんにちは、郡南中学校です。

郡南中学校は8月28日に夏休みがあけ、生徒たちのにぎやかな声が校内に響いています。活気のある学校は、やはりいいですね。


夏休み、実は3年生はこんなことをしていました。

そう、粥川で川遊び!

3年生だけじゃなく、小さい子どもの姿も写っていますね。彼らは小学生を川遊びに連れていっていたのです。


郡上市は、東京都港区と交流基本協定を結んでいます。
毎年青山地域の小学4年生から6年生の児童が、郡上市にきて田舎体験をする「田舎の夏休み体験教室」が開催され、今年も郡南中学校の3年生が児童を案内いたしました。

小学生の前で、粥川のウナギの伝説や、星の宮神社の説明を堂々と行いました。


郡上に染まりたいです


まずは開会の挨拶から。
今回の青山地域の小学校を代表し、一人の児童が元気よく前にでてきます。

児童「郡上に染まりたいです」

おお!と会場が湧き上がります。
郡南中学校の3年生はすかさず「半日もあれば郡上の子にします」と返し、会場は大盛り上がり!


「郡上に染まりたいです」と2泊3日の意気込みを語る児童。
教育長も駆けつけてくださいました!

3年生の目にキラリと光るものを感じます。弟や妹と近い年齢の小学生に、どんな美並の魅力を教えるのでしょうか?


粥川でサワガニ探し。手を引いて、遊ぶ。


「ほら見て、サワガニがいるよ」
そう伝えると、わっと駆け寄る児童たち。

「こういう岩の下に隠れていることが多いよ」と伝える3年生。


川に連れてきたら、まずは注意点を児童へ説明します。
あまり深いところや流れの速いところへは行かないこと。
中学生や先生のそばを離れないこと。

「それでは、少ない時間ではありますが、楽しんでください!」
先生からそう告げられ、川遊びが始まります。児童たちはすぐに川に入り遊び始める…と思いきや、恐る恐る川に手や足をつけ、ひっこめます。

「つ、つめたい~!」

粥川は清流長良川の源流域。山から湧き出た水は夏でも冷たく、全身浸かったら5分も入っていられないほど。
遊びたいけど、冷たい。どうしよう?そんな児童の声が聞こえてきそうな一時。3年生が、児童へ声を掛けました。

「サワガニがいるよ」

「え?どこに?」「どれどれ?」興味をもった児童が川に近づきます。

先ほどまで感じていた冷たさはなんのその。
夢中になってサワガニ探しが始まりました。


先生たちも楽しそうに遊んでいました!

また来年、郡上で

小学生と一緒に過ごしたのは、3時間ほど。それでもすっかり打ち解けて、またね、なんて声も聞こえてきました。

バスが見えなくなるまで手を振り続けました


3年生の姿を見ていると、小学生の児童にどんな声掛けができるといいのか、ちょっとお兄ちゃん、お姉ちゃんの立場で関わっている様子でした。

郡上の頼りになる存在に出会えた児童が、まだ一緒に遊びたいと全身で伝えてくれていて、バスから身を乗り出して手を振ろうとする姿も。

終始笑いの絶えない、温かい時間となりました。


港区の小学生の皆さん、郡上での3日間はどうでしたか?
”郡上の子”になって帰れたでしょうか?
また来年も、お待ちしていますね。



星の宮神社の大木は、まるで抱きしめられるかのような安心感を抱きます。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
また次のnoteでお会いしましょう。

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