ぐん税ニュースレター vol.49 page03 -RPA通信-
今回はRPAからは少し離れて、ファイルサーバについてお話ししたいと思います。
皆さんの会社ではファイルサーバをご利用でしょうか?
「ファイルサーバ」と言われてピンとこなくても、例えば「共有フォルダ」とか「ネットワークドライブ」だったら使っているよ、という方もいるでしょう。
呼び方は何でも良いのですが、簡単に言えば手許のPC以外にデータを保存しておける場所であり、ネットワーク上の他のPCからもアクセスができる、というものです。
弊社にはADサーバと兼用のファイルサーバが設置してあり、月次資料や決算資料、申告書の控えであったり、事務所運営関係のファイルなどが全て保存してあります。
誰しも心当たりがあると思いますが(あると信じたい)、長期的に作業をしていくと、大抵は画像のように色々なフォルダが作成され、どんどん階層が深くなっていきますよね。
グループや担当者それぞれで、ある程度の規則性というかポリシーはあるようですが、全社統一のルールはなく、担当外のお客様フォルダや他部門のフォルダなどは迷路のようです(勿論、キレイに使っている人もいますよ)。
他の人のファイルを使う機会というのも多くはないので、業務の効率を考えればそれほど重大事ではないのですが、最終更新日が20年前のファイルや何年も前に関与終了したお客様のフォルダが同じ様に並んでいるのは、どうにかしたいものです。
閑散期に整理をしてみようかと考えたこともありましたが、担当外の部分をいじるのは躊躇してしまいますね。
やはり、ルールを決めたうえで当事者に整理してもらうのが確実でしょうか(やる人やらない人が出てきて余計にバラバラに、という心配もありますが……)。
ところで、お盆休み中に事務所周辺で停電があったようで、定期実行のRPAが動かずに延々とエラー通知が来ていました。
ファイルサーバはUPS(無停電電源装置)に接続されており、これが有効に機能したのか、それとも一度落ちた上で、BIOS設定で自動的に再起動したのかは判りませんが、確認時点では稼働していました。
一方、RPA用PCの方はそういった対策をしていなかったため、当然電源が落ちて再起動もせず。
正直なところ、夜間や休日に自動実行されているRPAはそれほど重要なものでもないので、一時的に動かないこと自体は問題ではないのですが、やはり電源断による機械的な故障は考慮しなければいけないでしょうね。
システム部 田中