
【株式会社GGC】プロジェクト進捗状況!
創業50周年のステーキハンバーグチェーン店である株式会社GGCの代表取締役 福島さん。今回のアトツギ部プロジェクトでは、「ドッグフードの商品開発」で新規事業への参入を目指していらっしゃいます。
支援者である東京牧場株式会社の中川さんとのチームで取り組みを開始して2ヶ月ほどが経った今のプロジェクト状況をお知らせさせていただきます!
まずは商品アイディアの検討から!
ハンバーグ店を営むGGCさん。ドッグフードの商品開発・販売は0からのスタートです。まずは商品コンセプトを決めていくところから始まりました。
実際にワンちゃんを飼っている方のニーズを拾うべく、福島さんはオンラインアンケートを実施されました。なんと115件の回答が集まったとのこと!
ワンちゃんは大切な家族の一員であるからこそ、添加物を含まないものを食べさせたい!という意見が多かったとのことです。
ステーキハンバーグ専門店のGGCさんがワンちゃんのおやつを作るとしたら、どんなものが求められているのか?アンケート結果を元に商品コンセプトをどんどん固めていき、「お肉屋さんが本気で作った無添加の上州牛内ももジャーキー」を商品化することとなりました!

実際に試作品製作!
11月中旬に開催したキックオフイベントの後、支援者の東京牧場さんと定期的なミーティングを重ねながらジャーキーの試作品の製作をスタート!より品質や見た目を向上させるために温度を調整するなどしながら5回ほど試作を繰り返しました。
また同時に、商品パッケージのデザイン作成も進めて、どんどんと完成イメージが見えてきました!

その他、東京牧場さんのご紹介で商品開発に向けて更なるご協力を仰ぐため、ドイツのスチームコンベクションオーブンメーカーさんにもディスカッションに参加いただきました。ジャーキーの加工過程では水分調整が難しいそうですが、同社のオーブンを使用するとハイクオリティな商品が作れるとのこと。1月に実際にデモを実施し、今夏に補助金も利用してGGCさんのセントラルキッチンへ導入予定だそう!
商品化に向けたこれからの動き
より良質なドッグフード製作のために、獣医師や栄養士の観点から商品アドバイスが欲しい!と考えられた福島さん。アトツギ部事務局にご相談いただき、ご協力いただける獣医師を探しました。
見つかった獣医師の方との面談はこれからですが、積極的に第三者視点を取り入れながらプロジェクトを進めていらっしゃいます。
3月までに、ドッグフードの商品化、販売チャネルの決定、テストマーケティングまで実施することを短期目標を設定されています。3/6(木)の成果発表会まで残り1ヶ月半ほどとなりましたが、どんな商品が出来上がるのか、期待が膨らみます!
編集後記
ここまでで大変だったことを福島さんに伺ってみたところ、
コンセプト作り、商品ターゲット層のリサーチなど。まったく知見がなく情報源がネットだけ、とならないよう本や知人に相談し、あらゆる情報収集をしています。
とのことでした。
まさに、商品アイディアに関するアンケート実施や、ドイツのメーカーさん、獣医師さんへの協力要請など、とにかく人を巻き込む吸引力とそのバイタリティが凄い!と感じます。
そして何とか力になりたい!と協力者が続々と手をあげてくださるのも、福島さんのこの新規事業への熱意と意気込みあってこそです。
去年11月、このプロジェクトが始まった同時期にGGCさんでは草津に新店舗をオープンされたそうで、福島さんご自身も店舗に立つこともあり本当に毎日お忙しいタイミングでした。そんな中でも東京牧場さんと二人三脚でプロジェクトを推進されています。
一区切りとなる3月にどんなドッグフードが披露されるのか、みなさんもご期待ください!