《271》目を逸らしたくなる現実を伝える
こんにちは、田中梓です😃
先日、昔の友人にライターをやっていることを伝えたところ、自分のライターをやりたいと言われました。
もっと聞いてみると、ダブルワークでもできる・未経験でもできるなどの理由でした。
たしかにそのような理由はライターの大きなメリットですが、あくまで“できる可能性がある”というだけで、“誰でも絶対簡単にできる”わけではありません。
目を逸らしたくなる現実を伝える
私は今でこそライターとして食べていけるようになりましたが、最初の仕事を受けてから3年以上が経過しています。
私のスキルや効率がイマイチという点は否定できませんが、ライターは誰でも参入できるからこそ根気が必要だと思います。
最初はテストライティングばかりでお金にならない
クライアントが見つからない
時給換算すると100円足らずということもざら
パソコンがあればできる仕事のイメージは、カフェで優雅に数時間だけ働いて、あとはプライベートを楽しむ生活……というところでしょうか。
私もそのイメージを思い描いていたのですが、実際はお金に余裕がないので部屋でのパソコン作業とバイトの往復ばかりでした。
ちょっと褒めてもらったと思えば、明日には100倍の厳しいフィードバックという流れで、精神的なすり減りを感じる日々も過ごしました。
人によっては眠っていた才能がいきなり開花して、時間にもお金にも余裕がある売れっ子ライターになるかもしれません。
しかし、自分が経験してきた“目を逸らしたくなる現実”を伝えることは、ある意味やさしさでもあると思っています。
私が仕事でお世話になっている方々は、決してその場をゆるくやり過ごせる言葉をかけてきませんでした。
大変な現実をしっかり伝えてくれたからこそ、私も目の前の苦労にとらわれず、継続できているのだと思います。
目の前の人が本気で何かを頑張りたいと相談してきた場合、現実をしっかり伝えることで、その人の人生をよくするかもしれません。
相談したあとにどのようなアクションを起こすのかはその人次第なので、過保護になる必要もないと思っています。
ライター仲間が増えるのは嬉しいので、今回相談された方とは、ぜひ何かしらで一緒に仕事ができたら嬉しいです!
ここまで読んでいただきありがとうございました😊
今後ともよろしくお願いいたします✨